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自分で食べられるのに、どうして途中から食べなくなるの?

Baby&Kids

自分で食べられるのに、どうして途中から食べなくなるの?

vol.519【1日1成長お母さん】食べなくなるのは単なる甘えだけではない。体力面も考慮しよう

「ママ、手伝って」と言える子どものお願いには素直にこたえてあげて良い

食事の時間「最初は自分で食べるのに、途中から自分で食べなくなるのはどうして?」と不思議でなりません。「手伝えば全部食べられるのに。これは甘え?甘やかさない方がいいの?それとも手伝った方がいい?」子育ては自立が大事と聞くけれど、自立させるためといっても、何を優先したらいいのか分からなくなってしまいます。実は「手伝って」を言える子は“達成するためにお母さんを頼る”ことが解決策のひとつだと知っています。

子どもにとって道具を使うことは、慣れるまでに時間がかかるもの

3歳になり、スプーンやお箸を使って自分で食べることができるようになりました。しかし半分くらい食べると自分で食べるのをやめてしまいます。食欲もあり、手伝ってもらったら全部食べられるのに、どうしてひとりで食べてくれないのでしょう?お箸もちゃんと使えるのに。実はそこがポイントです。お箸が使えるようになったばかりの子どもにとって、最後までお箸を使い続けることはまだまだ大変なことなのです。

自然に自立できるよう見守ろう。まずは子どものお願いを聞き入れて

「ママ、食べさせて」と言える子は自分ではこれ以上できないと知っています。お母さんに手伝ってもらえたら最後まで食べられると分かっているから頼むのです。子どもは自分の指で鼻や口、耳や目などをさわる動作が未発達です。指先を複雑に使い、掴んだ食べ物を口まで持っていく動作が必要なお箸は、子どもにとって大変なこと。口の周りが汚れるのもそのためなのです。「いいよ」と食べさせてあげましょう。

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