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「やめて!」と叱っても繰り返すなら、思い切って放っておく!
vol.532【1日1成長お母さん】わざとらしい行動は気を引きたいから。いい行動だけ関心を示そう
子どもは、お母さんが「やめて!」ということに限って何度もやりたがる
動いているブランコから飛び降りる、ソファの上でジャンプ、大切な物が入っている引き出しを開ける…など、お母さんが「やめて!」とい言うことに限って子どもは何度でもやりたがるものです。それなのに靴をそろえる、手を洗うなどお母さんがやってほしいと思うことは注意しないとやらない。そんな毎日で「なんだか一日中怒ってばっかりだわ」と感じているお母さんは多くいることでしょう。
怒られると分かっていてもお母さんの関心を引きたいと思うことがある
子どもがお母さんに「やめて!」と言われるような行為をするとき、多くの場合は「やってみたい」という好奇心から行動しています。しかしそれとは別の理由がある場合もあります。「お母さんの関心を自分に向けたい」という気持ちです。「愛情の反対は憎しみではなく無関心です」というマザー・テレサの有名な言葉があります。子どもは怒られると分かっていてもお母さんの関心を引きたいと思うことがあります。
どんな子どもでも「お母さんに見てほしい」という欲求をもっている
「うちの子は私の嫌がることばかりするけど、愛情不足かしら」と考える必要はありません。子どもはみんな「お母さんに見てほしい」という欲求を持っています。子どもの目的がお母さんに関心を持ってもらうことであれば、「やめて!」と叱られることで子どもの願いは叶っています。そのため、お母さんが叱ってもまた同じ行為を繰り返します。やめさせたいのなら、その欲求を逆手に取ったしつけをすれば良いのです。
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