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「泣いちゃダメ」より効果的なのは感情を語源化してあげること
vol.616【1日1成長お母さん】感情を受け止めてもらえると、コントロールする方法を学んでいく
子どもが“怒”と“哀”の感情をむき出しにすると、ついイライラしてしまう
子どもは喜怒哀楽が激しいですよね。“喜”と“楽”を表現している姿を見ると、お母さんも嬉しくなるものです。大好物を食べた時の嬉しそうな顔や公園でお友だちと楽しそうに遊んでいる様子は、お母さんとして幸せな瞬間といえるでしょう。でも“怒”と“哀”の感情をむき出しにされると、お母さんにとってはついイライラしてしまうものです。「なんでそのくらいで泣くの?!」なんて言いたくもなってしまいます。
湧き出る自然な感情はコントロールできるようになる!まずは受け入れること
感情は自然に湧き出るものです。トイレに行きたくなるのと同じようなもの。そのため無理に止めようとしてもできません。泣いている子に「泣いちゃダメ」なんて言うのは、トイレに行きたい子に「行っちゃダメ」と言っているくらい残酷なことではないでしょうか。感情は止めることはできませんが、コントロールはできるようになります。そのために必要なのはお母さんが子どもの感情を言葉にし、受け止めてあげることです。
ただモヤモヤすると感じている子に感情を言葉に出して認識させてあげよう
子どもは心に何かモヤモヤしたものを感じていても、それが何なのかがよく分かっていないこともあります。怒ったり泣いたりしている時は、まずお母さんが子どもの感情を言葉にしてあげるのが効果絶大です。「怒っているんだね」「悲しいんだね」といった具合です。そうすると子どもは「自分は怒っているんだ」と認識します。子どもが「イヤだ~」と言いながら泣いている時は言葉を変えずに「イヤなのね」とそのまま繰り返してあげましょう。
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