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自分の気持ちを言える子は人生を豊かに生きる大人になります
vol.634【1日1成長お母さん】子どもの感情表現は気持ちを受け止めてもらうと上手になる
子どもに“空気を読む力”を求めるより、読めなくて当たり前と認めよう
「こんなこと言ったら笑われるかな」「こんな風に思ってしまう私は大丈夫かしら」大人でも人との関わりの中で自問自答することはあるでしょう。人と関わる上で、周りの人の感情を想像して自制することは大切です。いわゆる“空気を読む”という行動ですね。小さな子どもは観察力や想像力が未発達なので、唐突に“空気を読まない”言動をしたり、自分の気持ちを押し付けたりしてお母さんを困らせることがあります。
真っ向から否定して叱ると逆効果。落ち着いて我が子の感情を観察しよう
例えばみんなで協力して何かを成し遂げようとしている時、1人だけ「イヤだ〜、しんどいもん」と言って協力しない我が子。「何言ってるの!みんなでやるんだから早くこっちにきなさい」「わがままを言うもんじゃない、みんなを見てごらん?そんな子ほかにいないよ!」ついこんな風に対応してしまい子どもはかえって態度を固くしてしまったという経験、お母さんならあるのではないでしょうか。
子どもの感情を否定するのはNG。受け入れられてこそ次のステップへ進める
その場にふさわしくない言動をたしなめるのは大事なことです。ですがその際、頭ごなしに注意したり、真っ向から否定したりということを繰り返していると、子どもは自分の気持ちを言ってはいけないと思うようになります。その結果、感情を押し殺してストレスを爆発させ「〜するべき」を優先させるようになります。結果として、自分の気持ちは大して重要ではないと、自分を軽視するようになるのです。
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