Baby&Kids
言葉の蓄積は0歳児から。五感を育む言葉のシャワーをあびせよう
vol.727【1日1成長お母さん】形容詞で話しかけると気持ちや状況を説明できる子に育つ
赤ちゃんだから分からないではなく、赤ちゃんにこそたくさん話しかけよう
0歳児のお世話は大変。授乳・オムツ替え・寝かしつけのサイクルを延々とくりかえし、一体いつゆっくり眠れるのだろうと思うこともしばしばです。それでも我が子の笑顔を見れば同じように嬉しくなったり、抱っこやおんぶであやして楽しんだりということも多いでしょう。その時にぜひ実践して欲しいのが、赤ちゃんだから分からないと決めつけず、できるだけたくさんの形容詞で話しかけることです。
形容詞は物事を説明する言葉。周りの情報を集めるのにも役立ちます
形容詞とは物事の状態や様子を示す言葉です。暑い・寒い・美味しい・きれい・美しい・気持ちいい・うるさい・臭い・嬉しい・悲しいなどがそれに当たります。簡単な見分け方として“い”で終わる言葉は形容詞と覚えると良いでしょう。0歳児はお母さんの言葉を全て理解できるわけではありませんが、言葉は音として記憶と紐づいていきます。生まれて最初に発達する聴覚で、お母さんが与える情報をできる限り集めているのです。
0歳からの言葉の蓄積が、イヤイヤ期のしつこいぐずりを軽減します
形容詞を覚えると、おしゃべりができるようになる2歳頃に大きなメリットがあります。2歳ごろに始まるイヤイヤ期はお母さんの悩みも大きくなりがちです。このイヤイヤ期の大きな原因のひとつが、表現したい気持ちや説明したいことがあるのに、言葉を知らないために何と言えばいいのか分からない時です。形容詞は気持ちや状態を表す言葉なので、覚えておくと気持ちを言葉で説明できるようになり、イヤイヤの必要が減るのです。
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