Baby&Kids

「止めて!」お母さんの制止する声。子どもにとっては大好物

vol.710【1日1成長お母さん】習得すれば自然と止みます。伝え方を工夫すればやめさせられる

子どものマイブームいつまで続くの?飽きるのではなく習得の完了なのです

S君は3歳の男の子。走る事が楽しかった次のマイブームは回転する事。ぐるぐる回り続けると、大人は目が回ってしまいます。子どもは何でも遊びに変えます。ぐるぐる回って、目が回っている状態や地面がグルグルすることが楽しいのですね。子どもは、何度も繰り返して遊びながら実験をしているのです。お母さんや見ている大人達は「いつまで続くのでしょうね」と話します。子どもの実験は習得するまでの2週間と言われています。

一人遊びから他人を交えて遊ぶ心の成長へ。遊びを通して人との関係性を学ぶ

体操教室に来て2週目もS君の回るブームは続いています。そして3週目はなんと、「おへそとっちゃうぞ!」と言って隠れる遊びに変わります。隠れたり、走ったり。最初の走ることが楽しい時期は、単に身体的な発達から歩く次の段階として。今度の遊びには相手がいます。お母さんに追いかけられることが楽しい中に、相手とコミュニケーションを楽しむ心の成長が表れています。ですが子どもはお母さんが困る事も遊びにします。

お母さんがしてほしくない事や困る事は、はっきり分かるように伝える

子どもはお母さんが遊んでくれるとすごく嬉しいもの。だから、お母さんの関心を集めようと、試してみては反応を観察します。子どもの情報処理は視覚重視。お母さんの表情を見て善悪の判断をします。S君は唾を垂らします。すると「S君ダメ~」と言って追いかけては口を拭きます。子どもからするとお母さんが困っているのも、やめてと本気で思っていることも伝わっていません。追いかけっこを楽しんでいる状態なのです。

伝えるべき事は曖昧にしてはいけない。子どもには表情を使って分からせる

「S君、いけません」この一言を効果的に伝えるには、いつものニコニコ笑顔は封印して、笑わず言うこと。声にも工夫すると良いでしょう。高い声を子どもは楽しいことと認識します。注意したい時や大事なことを伝えたい時こそ、低い声でゆっくりと伝えましょう。子どもは、低い声やいつもと違った話し方に「あれ?」というように関心を示します。そして気をひこうとしている時こそ、過剰な反応を示さないということも大事なのです。

今日の1日1成長

子どもの気をひく行為は必要以上に反応しない。低い声でゆっくり注意する
子どもの実験力も1成長、お母さんの対応力も1成長。
國枝愛実(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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