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「お歳暮」のマナー大丈夫?お歳暮のマナーを徹底解説!

出典:photoAC

Lifestyle

「お歳暮」のマナー大丈夫?お歳暮のマナーを徹底解説!

年末に近づいてくると、デパートやスーパーではお歳暮向けの品物の取り扱いが始まります。1年間の締めくくりに、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えるために贈る「お歳暮」ですが、贈る時期や品物の内容・金額、贈り方など、たくさんのマナーがあることをご存知ですか?この記事ではお歳暮に関するマナーを徹底解説!お歳暮を贈る前に一目通してみてくださいね。

■そもそもお歳暮とは?どんな意味があるの?

1年間の締めくくりに、日頃お世話になっている身のまわりの方々に対して感謝の気持ちを表すために贈る「お歳暮」。そもそもお歳暮とはどのようなものなのでしょうか?

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・由来

お歳暮の起源は江戸時代までさかのぼります。毎年商人が長屋の大家さんや取引先の方々に対し「いつもお世話になっています、これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めて贈りものをしたのが起源のひとつと言われています。現代でもお歳暮の意味合いは変わらず、日頃の感謝と「これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めて贈りものをします。昔はお世話になった方々や職場の上司、取引先などに贈っていたお歳暮ですが、近年では上下関係や職場での関係だけではなく、お嫁さんから義両親へ、など親族や親しい友人などに贈る場合も増えてきています。

■お歳暮を贈る時期は地域・贈りものの内容によって変わる

季節のあいさつのひとつであるお歳暮は、贈る時期をきちんと守るのがマナーです。正しい送り方をチェックしましょう。

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・いつからいつまでに贈る?

昔は、新年を迎える準備を始める「すす払い」の日から20日までの間に贈るものとされていましたが、現代では「すす払い」の習慣がなくなったことにより、お歳暮を贈る時期は前倒しの傾向があります。また、地方や贈りものの内容によって違いが見られます。関東地方では12月初旬~年末、関西地方では昔は「すす払い」の日であった12月13日~年末頃が多いようです。一般的には、受け取る側のことを考えて年越し準備で忙しい年末は避けた方がベターという考えがありますが、お正月用品に使える生鮮食品などはむしろお正月に近い日付で贈るほうがよいでしょう。

■贈る品物は何がいいの?喜ばれる品物を選ぶポイント

お歳暮として贈る品物に関して、特に規則はありません。相手の好みや家族構成などを考え、喜んでもらえそうなものをチョイスしましょう。

・一般的に多いもの

一般的には果物や旬の食べもの、お酒を含む飲みもの、生鮮食品を含むお正月用品を贈るケースがよく見られます。遠方に住む方に贈る場合は地域の特産品などもおすすめです。

・喜ばれるコツ

お歳暮を贈る相手の好みが分かっている場合は、相手の好みに合った贈りものをすれば喜ばれるでしょう。また、贈る家庭の家族構成もヒントになります。例えば、子どもが多い家庭の場合は子どもも食べられるお菓子やジュースなどの飲みもの・年配の方がメインの場合はお酒や珍味など、それぞれの家庭の家族構成に合ったものを選ぶことがポイント。情報が少ない場合は、さまざまな種類の品物から自分の好きなものを選ぶことができるカタログギフトもおすすめです。

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