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子どもは真似して自然に身につける!行動のモデルを示そう

Baby&Kids

子どもは真似して自然に身につける!行動のモデルを示そう

vol.809【1日1成長お母さん】子どもの直させたい行動は正すよりも、見本を見せて真似させよう

日常生活の中で、子どもたちは観察し真似する力を発揮していきます

子どもはいいことも、悪いことも真似して覚えることが多くあります。一緒に遊んだお兄ちゃん、お姉ちゃんや友だちの行動を見て同じようにやってみる。見て真似して、自然と自分の行動のベースが日常生活の環境で築かれているのです。幼児期はお父さん、お母さんの行動を真似することも多いはず。小さな子どもにとって未知のことが多い日常生活で、両親の姿がモデルになっていくのです。

正しい方法をよく見せてあげることで、好ましい行動を自然と身につけていく

3歳のMちゃんが1人でトイレに挑戦します。最近は自分で全部「やりたい!」とがんばりますが、後ろを拭くのがちょっと難しくてお母さんを呼びます。トイレットペーパーを上手に切って渡してくれるのはいいのですが、いつもペーパーをくしゃくしゃに丸めてくれます。これではいつもきれいに拭くのがむずかしいだろうと感じたお母さん。受け取ったペーパーをMちゃんの目の前できれいな四角になるよう折り直し、拭いていきます。

好ましい行動をマスターしていけば、気になる行動は減っていきます

子どもの行動で改善したいことが出てきたときに、まずは正しい見本を見せてあげることが効果的です。好ましい行動を観察することは、子どもにとって学習する時間。自分も同じように体を動かしていきながら、もともとしていた行動の修正がされていきます。不適切な行動を消していくことだけでなく好ましい行動を身につけられるので、問題行動の改善にもつながっていきます。言葉で伝えることは大切ですが、小さい子ほど言葉以上に視覚で理解しやすいのです。

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