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正論は子どもを追い詰める。しつけに必要なのはお母さんの気持ち

Baby&Kids

正論は子どもを追い詰める。しつけに必要なのはお母さんの気持ち

vol.814【1日1成長お母さん】正しいお母さんでいるよりも、気持ちを言えるお母さんになろう

毎日毎日うんざりするほど注意しても言うことを聞かないのはなぜ?

子育ては毎日が格闘ですね。家事もしながら子どもの世話をして、子どものわがままに付き合って。お母さんは毎日大変です。「◯◯しないで!」「何回も言わせないで!」「前も言ったでしょ!」そんな風に1日何度も大声で言います。それでも聞かない子どもたちに、思わず怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。実はちょっとした言い方でお互いのストレスが減り、スムーズに意思の疎通が図れます。

正論は子どもの心を硬化させる。「〜べき」ばかりだと息が詰まります

子どもに注意をしたい時、よく「◯◯しなさい」「◯◯するべき」という言葉を使ってしまいます。もちろん正しいことを言っているのですが、〜しなさい、〜べきという言葉は、強制力がとても強くなります。強制されるとなかなか素直に言うことを聞けなくなるのは、大人も子どもも同じです。追い詰めてしまった結果、態度が頑なになりかえって逆効果だった、という経験のあるお母さんは多いのではないでしょうか。

お母さんの気持ちを伝えれば、要求がダイレクトに子どもに伝わる

子どもに物事を伝えたいとき、正論で諭すよりもずっと効果が高い伝え方があります。それが“アイメッセージ”といって、気持ちを伝える方法です。「あなたがこうしたことで、私が嬉しい(悲しい)」という伝え方です。お母さんの気持ちを伝えることで、小さな子どもにはよりダイレクトに、言いたいことが伝わります。子どもはいつだってお母さんが大好きで、お母さんを喜ばせたいと思っているからです。

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