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「悲しい」も「悔しい」も子どもの成長を後押しする貴重な体験

Baby&Kids

「悲しい」も「悔しい」も子どもの成長を後押しする貴重な体験

vol.821【1日1成長お母さん】様々な気持ちを体験した子どもは、思いやりの心が育っていく

人と関わり、本当に交わって遊べるようになるのは5歳くらいから

子どもには様々な能力を高めてあげたいと思いますね。お勉強やスポーツ、習い事など、教育に力を入れているお母さんも多くいることでしょう。しかしそれだけでなく、子どもには人とうまく関わったり、ときには誰かを助けたり助けてもらったり、愛される存在になってもらいたいものです。そういった人との関わりは5歳くらいから始まります。5歳前の子どもでもお友だちと一緒に遊んだりしますが、本当に交わって遊べるようになるのは5歳くらいからです。

人の気持ちを察する能力である共感脳は、普段の遊びの中で育まれる

子どもは5歳くらいになると共感脳という、人の気持ちを察する能力が発達してきます。人の気持ちが分かるからこそ、思いやりの心が湧いてくるのです。この頃にしっかり思いやりの心を育てておくことで、人とうまく関わり、誰かに必要とされる存在へと成長していきます。共感脳を育てるのは、何も難しいことではありません。絵本を読んであげたり、ごっこ遊びをしたり、普段の遊びの中で育まれるのです。

最も大切なのは、実際に悲しい、悔しい、などの様々な気持ちを体験すること

絵本を読んであげると、その中の登場人物に自分を投影することができます。ごっこ遊びをすると、自分以外の人になりきる体験ができます。このような遊びを通じて、自分以外の人の気持ちを考えられるようになっていきます。そして最も大切なのは、子どもが実際に色んな気持ちを体験することです。悲しい気持ちを味わったことのある子どもは人の悲しい気持ちが分かるように、悔しい気持ちを体験したことのある子どもは、人の悔しい気持ちが分かるようになります。

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