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元気いっぱいの暴れん坊は、言葉よりも行動でしつけるのが吉
vol.823【1日1成長お母さん】よく動く子には言葉で多くを言うより体に触れて伝える方が効果的
動き回る子どもに毎日ヘトヘト。しつけ方が悪いの?と悩む必要はありません
元気いっぱい、わんぱくな子どもは、いつでも動き回ってテンションが高め。ここでは静かにしてほしい、そばでじっとしていてほしい、というお母さんの願いは、なかなか届きませんね。毎日大声で注意したり、後を追いかけて走ったり。お母さんも体力を使うのでヘトヘトになることでしょう。「他の子はちゃんとお母さんの言うことを聞いているのに、どうしてうちの子はできないの?」と思うこともあるかもしれません。
動き回るのは持って生まれた気質による。お母さんは自分を責めずに対処して
このタイプの子は衝動性が高く、何か関心があるものを見つけると「あっ!」と思うと同時に体が動いてしまいます。動き始めたときにはもう気分が高まっているので、言葉での静止がなかなか届きにくいのです。お母さんの言うことを聞くつもりがないというよりは、動き出したあとはお母さんの声が聞こえていない、と言ったほうが正しいでしょう。実はこんな場合は、言葉よりも行動で伝えた方が効果が高いのです。
聞けない子には動作を加えて伝える。触れ合うことで意識が変わる
例えば「走らないで!」と何度も言うより、子どもの肩や腕を触って静止する方法があります。活発な子は体の感受性も高いので、触られた場所に意識が向きます。そのときに「歩いてね」「座ってね」と告げるのです。手をぎゅっと握って伝えるのも、子どもの意識をこちらに向けることができます。してほしい行動をお母さんが先にやって見せることも、口で言うより伝わりやすくなるでしょう。
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