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ベビーパウダーの使い方いろいろ☆赤ちゃんも大人にも使えるケアアイテム
デリケートな赤ちゃんのお肌は、あせもやおむつかぶれなどの肌トラブルが起こりやすいことから、しっかりとケアしてあげることが重要となります。赤ちゃんのすべすべ肌を保護するために、昔から広く使われているケアアイテムのひとつがベビーパウダーです。
特に汗をかきやすい季節はあせもになりやすいため、重宝します。今回はそんなベビーパウダーの魅力や使い方をおすすめ商品を交えながらご紹介しましょう。
■ベビーパウダーの効果って?
ベビーパウダーを使うことで期待できる効果って?ここではベビーパウダーの魅力についてお伝えします。
・定番の使い方は、あせも防止
出典:photoAC
赤ちゃんの体は小さいですが、汗腺数は大人と同じ。また自分で動くことのできない時期は服の中も蒸れやすく、あせもができやすい状態となります。
皮膚の柔らかな赤ちゃんの肌はどの部分もあせもを発症しやすい状態ですが、特に汗の残りやすい首まわりやくびれ付近は注意が必要!ベビーパウダーをはたいて、汗の蒸発を促してあげるようにしましょう。
・事前の対策が◎オムツかぶれ防止
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汗や排泄物によってオムツは蒸れやすく、どうしても湿った状態となってしまいます。この状態が続くことで赤ちゃんはオムツかぶれを起こしてしまうのです。
オムツかぶれは症状がひどい場合は、炎症を起こしてただれてしまうことも。お尻を拭くのにも痛みを感じ、大泣きしてしまうかもしれません。そうなるとママの負担も増えてしまいますよね。
そのため、オムツかぶれを起こす前に、ベビーパウダーでしっかりケアし、蒸れにくい状態を作ってあげることが重要となります。
・股ずれ防止にも効果的
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まだハイハイや歩いたりすることのできない月齢の小さな赤ちゃんでも、足をパタパタ動かすことで皮膚が摩擦を起こし、股ずれしてしまうことがあります。ひどい場合は、赤くなって痛みを伴ったり、炎症を起こしてしまうこともあるようです。
しかしベビーパウダーを使用することで、摩擦を軽減させることができます。湿っている状態の肌は擦れやすく摩擦を起こしやすいため、ベビーパウダーで肌をサラサラとした状態にしてあげることが大切でしょう。
■ベビーパウダーの種類・タイプ
ベビーパウダーの種類は、大きく分けて粉と固形の2種類です!ここでは、それぞれの特徴を紹介します。
・粉タイプのベビーパウダー
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細かな粉状のパウダーがそのまま容器に入った状態で販売されているベビーパウダーが粉タイプです。1度で広範囲に使用できるのが特徴。
パフを使って気になる部分にはたいて使用するのが一般的です。大容量のものが多いため、お風呂上りの汗を抑える・あせもの予防などに適してします。
・固形タイプのベビーパウダー
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女性用のフェイスパウダーのような形状になっているベビーパウダーが固形タイプです。粉タイプのベビーパウダーを固めて詰めてあるもの。
固形のベビーパウダーとパフがセットで、ミラーのついたコンパクト型が主流です。固形になっているので、粉が飛び散りにくく持ち運び用にしても便利。
■ベビーパウダーの使い方<基本編>
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ベビーパウダーは使い方を間違えてしまうと、反対に肌トラブルを招いてしまうこともあるため、正しい使い方をすることが大切です。ここでしっかり確認しておきましょう。
まずはいきなりパフで塗布するのではなく、適用量をママの手にのせて薄く伸ばし、赤ちゃんのお肌につけていきます。
このとき、白くなるほど塗るのではなく、うっすら表面につくぐらいの程度がベスト。肌に伸ばすように軽く塗布していくようにしましょう。
塗るタイミングは、オムツ替えのときやお風呂上りのときなどを目安とするとよいようです。
■ベビーパウダーは顔にも使える!
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ベビーパウダーは抗菌作用や消炎作用の働きを持つことから、肌に良い効果があるとされていて、さまざまな用途で使用されています。また、ベビーパウダーの多くに使用されている“タルク”は、滑りが良く肌につけるとサラサラ&スベスベになるんです。
名前に“ベビー”とつく程で低刺激のものが多いため、赤ちゃんの肌への負担も少なく済むのも安心ですね。
■ベビーパウダーの使い方<髪編>
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ベビーパウダーは、ドライシャプーとしても使うことができます。髪に使うことで、頭皮の余分な皮脂を吸着してくれるので、髪のベタつきを防止するだけでなく、臭いを防ぐ役割も果たしてくれますよ!
・ドライシャンプーの方法
1.髪をクシでとかす
2.ティースプーン程度のベビーパウダーを手に取り馴染ませる
3.頭皮にベビーパウダーを馴染ませるようにしてマッサージ
4.最後に髪をとかせば完了!
■ベビーパウダーの使い方<大人編:女性向け>メイク直しに
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ベビーパウダーは実は赤ちゃんのお肌のケアだけではなく、大人にも使えるのは知っていますか?
近頃では、ベビーパウダーをメイク直しにお粉代わりとして顔に使用するという女性も多くいるようです。ベビーパウダーは余分な皮脂を吸着する効果があるため、化粧崩れ防止が期待できると言われています。
また、日焼け止めを塗った際にベタつきが気になる場合には、ベビーパウダーをはたけばベタつき防止にもなりますよ。
■ベビーパウダーの使い方<大人編:男性向け>制汗剤として
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赤ちゃんのあせも対策として使用されるベビーパウダーは、男性の汗や臭い対策としても使えるんです。そのままベビーパウダーをつけるだけでもいいのですが、化粧水と合わせて“制汗剤”を作るという方法も人気を集めています。
制汗剤の作り方はとっても簡単♡スプレーボトルを用意して、手持ちの化粧水(100ml)とベビーパウダー(ティースプーン1杯程)を入れて混ぜるだけでOKなんです。
出かける前にシュッとひと吹きしておけばサラサラな素肌をキープしてくれますよ。
■ベビーパウダーの使い方<お掃除編>
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ベビーパウダーには、先ほど紹介した制汗剤の他にもメンズにおすすめの用途があります。
ワイシャツなどは襟や袖口が汚れやすい箇所ですが、洗濯機にかけるまえにうすくベビーパウダーをはたいていおくと、汗染みや汚れを吸着してくれる効果もあるようです。
一度試してみてはいかがでしょうか。
■ベビーパウダーを使うときの注意点
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ベビーパウダーの使用上の注意点もここで確認しておきましょう。
・湿った肌につけない
汗をかいた状態のままベビーパウダーを使用してしまうと、粉が水分に触れてダマとなり赤ちゃんの毛穴や汗腺を防いでしまう恐れもあります。その状態を放置してしまうと、雑菌を繁殖させる可能性も。
そのため汗をかいたり、湿っている状態ではなく、しっかり乾かしてから使用するように心がけましょう。
・つけ直す際は一度洗い流す
赤ちゃんは汗っかきのため、ベビーパウダーをつけ直すときは赤ちゃんの体を一度洗い流してから使用するようにしましょう。あせもやかぶれている箇所に使用する場合は、しっかり洗い流して清潔にしてから使用することが大切です。こうすることでオムツかぶれ防止につなげることができるでしょう。
・あせも部分にはつけない
すでにあせもができてしまっている場合、ベビーパウダーを使用することで余計に汗腺を詰まらせてしまい、症状を悪化させてしまうこともあるかもしれません。
ベビーパウダーはあせもを防ぐために使用するものであり、治療薬ではないということを理解しておきましょう。
■おすすめのベビーパウダーが知りたい!
ここではおすすめのベビーパウダーをピックアップしてご紹介します。
・【ジョンソン】ベビーパウダー
出典:痛い靴擦れとはもうおさらば!知っておくと役立つ対策法を伝授「キャリアコンサルタント 井手奈津子の仕事術Powered by Ameba」
最初に紹介するのは、『Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)』のプラスチック容器(140g)タイプ「ベビーパウダー」227円(税抜)。“生まれたその日から使える”というデリケートな赤ちゃんの肌に優しいベビーパウダーです。
良質なタルクを使用しているため、なめらかな肌触りが特徴。適量を手に取り、気になる部分にや優しく塗りましょう!
出典:@yagigigi1234さん
ジョンソンではプラスチック容器の他に、パフがないシェーカータイプ(100g)も同じ価格で販売されています。こちらは、パフなしで手軽に使えるため衛生的なのがうれしいポイント♡
・【ピジョン】のベビーパウダー
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『Pigeon(ピジョン)』の「ベビーパウダー」は、ピンクとブルーの2種類を展開。通販サイトでは、300円程度で購入できます。こちらのピンクは微香性です。
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青は薬用・無香料となっています。お粉の粒子がサラッときめ細やかで、お肌にピタッと密着。新生児期の赤ちゃんでも使用することが可能です。
・【和光堂】のシッカロールナチュラル
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『和光堂(わこうどう)』の「シッカロールナチュラル」580円(税抜)は、植物由来のベビーパウダーです。トウモロコシから作られている植物性デンプンのコーンスターチを原料としているのが特徴ですが、このコーンスターチはお菓子の材料としても使われている成分。
そのため、赤ちゃんの肌に使用しても安心・安全とされています。ミルクティーのような甘い香りも感じられ、使用時にママの心も癒してくれます。
・【ピジョン】の弱酸性ベビーパウダー
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ピジョンの弱酸性の「ベビーパウダー」は、敏感肌の赤ちゃんにもおすすめ。こちらは通販サイトで500円程度の価格です。
ホホバオイルやスクラワンといった保湿成分も配合されていて、オムツかぶれやあせもを防ぎながら保湿ケアも行うことができるのも魅力♡ピンクまたはイエローのかわいらしいパフもセットとなっています。
・【和光堂】のシッカロールキュア
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和光堂から出されている敏感肌用のベビーパウダー「シッカロールキュア」580円(税抜)。こちらは微細粒子を除去しているため、粉飛びが少ないのが特徴。
また、ももの葉エキスを配合しているため、保湿ケアも同時に行うことができます。パフの肌触りもソフトで、やさしく赤ちゃんの肌に塗布してあげることができるでしょう。
■ひとつあると重宝するベビーパウダー
ベビーパウダーは使用方法をしっかり守れば、赤ちゃんの肌トラブル防止に役立ってくれるアイテムです。
あせもやオムツかぶれで赤ちゃんに辛い思いをさせてしまう前に、しっかりママがケアして予防してあげることが大切です。
また用途も多岐に渡るので、ひとつあれば便利ですね。ぜひベビーパウダーを活用してみてくださいね。
※この記事で紹介している商品は、現在店頭にない場合がございます。
