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ついつい手を出してしまう!早合点で気の利くお母さんの落とし穴

Baby&Kids

ついつい手を出してしまう!早合点で気の利くお母さんの落とし穴

vol.871【1日1成長お母さん】親の都合より子どもの自立。自分で解決する力を身に着けよう

やりたいけどできない!完璧にはできないし時間もかかる子どもの行動

2歳くらいになるとお母さんとの会話がある程度できるようになり、お着替えやお片付けなども積極的に自分から取り組み始めます。服のボタンをとめたり靴をはいたり、手先を使うことにもチャレンジしますがなかなか完璧にはできません。うまくできないと子どもは「できない!」などと言ってお母さんに主張してきます。朝の忙しい時間帯なら子どもに早く準備して欲しいので、お母さんは「はいはい」なんて言いながら手伝ってあげたしますよね。

お母さんのはやとちり!?子どもはまだ「手伝って」とお願いしていない

しかし子どもは「できない」と状況を言っただけで、まだ何も要求はしていません。ですがお母さんの頭の中で「できない」=「手伝って」と言っていると思ってしまい、手伝ってしまいます。気の利くお母さんなら子どもが苦戦している姿を見るとついつい手を出してしまうものです。ですがそれでは子どもの自主性は育ちにくいのです。子どもが自ら要求できるように導いてあげましょう。社会に出ると自分の意見を主張する場面はたくさんあります。

自分の要求を伝えることができれば交渉成立です。それまで待ちましょう

子どもが「できない」と言ったらお母さんは「できないのね」とリピートしましょう。そして「どうしたい?」と問いかけ子どもの意見を聞いてあげます。そこで「手伝って」と子どもが言えば交渉成立です。それが言えるまでお母さんは少し待ってあげましょう。もしまだ言葉を知らなければ、こんなときは「助けて」や「一緒にやって」と言うのよと教えてあげると、子どもも自分の要求を上手に言えるようになり、できない状況の問題解決につながります。

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