Baby&Kids

二兎追うものは一兎をも得ず。しつけは欲張らないのが大切

vol.961【1日1成長お母さん】身につけさせたい習慣こそまずは初めの一歩から始めよう

マナーや習慣は親が教えなければと気負うと、ついつい口うるさくなる

毎日子育てに一生懸命なお母さん。子どものためを思うとしつけはしっかりとしたいと思うでしょう。
あれも言わなきゃ、これもさせなきゃと頑張るお母さんとは裏腹に、子どもには一向に身につく様子がない。時には気負ってしまってついつい口うるさくなっている自分に気づく、などということもあるかもしれません。
しつけは子どもの人生のためにとても大切ですが、お母さんがあれこれと言い過ぎると子どもが混乱することがあります。

伝わらなければ逆効果。子どもを混乱に陥れるお母さんの「言わなきゃ」攻撃

玄関に入って靴を脱ごうとしたら「そろえて脱いでね」、靴をそろえている時に「それが終わったら手洗いよ」、洗面所に向かおうとした途端に「袖はまくってね。それから手を洗ったらスモックを出して、お着替えしてきてちょうだい。それからね…」、4歳のAちゃんの動きが止まってしまいました。
「ほら、ぼーっとしないで早くして!」お母さんの口からどんどん出てくるたくさんの要求に、何からどう始めればいいのか分からなくなってしまいます。

混乱するのは脳が未発達だから。大人と子どものペースの違いを知っておこう

大人でも一度にたくさんの指示を覚えて順序よくこなすには慣れが必要です。小さな子どもはワーキングメモリーと呼ばれる短期記憶が発達していません。
次から次へと繰り出されるお母さんの指示を、頭の中で処理できないのです。一度にたくさんのことを言われると大抵の子どもは混乱して動きが止まってしまいます。
結果としてお母さんが伝えたことがひとつも子どもの頭に残っていない、ということが起こります。

「一度に1つ」と決めて親子で取り組む。言いたいことを小分けにしよう

たくさんのことを言ってしまうのは、大切なマナーや決まりを教えなければと思うからこそ。せっかくなら焦らず、小分けにして1つずつクリアしていきましょう。
“靴はそろえて脱ぐ”、まずはそれだけでいいのです。
一度に1つずつ身に付けるのが結果的に一番の早道です。気持ちの余裕をもって取り組めば、子どももストレスなくチャレンジできます。
子どもの人生に大切な習慣を、親子でゆっくり身につけましょう。

今日の1日1成長

一度に言うのは1つだけ。言いたいことを小分けにして少しずつクリアしよう
子どもの自律力も1成長、お母さんの忍耐力も1成長。
むらたますみ(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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