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褒め方、叱り方のコツ!結果ではなく行動に注目しよう
vol.993【1日1成長お母さん】過程の行動に注目すれば、褒める・叱るの迷いが減ります
私の褒め方・叱り方って正しい?そんな風に迷ったら少し立ち止まろう
「子どもの叱り方が分からない」「褒めて育てようって言うけれど、褒めてばっかりでいいの?」そんな声をよく聞きます。我が子の褒め方、叱り方に迷いがあるお母さんは多いようです。口に出した瞬間に「今のはまずかったかな」「もっと違う言い方があったのでは」と反省するお母さんも多いことでしょう。それだけ毎日真剣に子どもと向き合っている証拠。これが正しい、こうでなければに囚われるとお母さんも疲れます。まずは一旦、肩の力を抜きましょう。
結果だけを見ると評価に繋がる。子どもは結果に縛られて行動しなくなる
お母さんはついつい結果に注目しがちです。例えばかけっこで勝ったら「勝ったね!さすがだね!」コップを倒して水をこぼしたら「またこぼしたじゃない、どうしてなの!」と言ってしまいます。実は結果を褒めたり叱ったりするのは、子どもを評価することにつながります。“勝ったからえらい”“こぼしたから悪い”という気持ちを、子どもの心に植えつけていくことになるのです。
その時子どもは何をしてた?観察すると、褒め所も叱り所も見えてくる
子どもを観察してみると、結果がいい時も悪い時も、それに繋がる“行動”が必ずあります。簡単な例を出すと“かけっこで勝てたのは、最近外で走り回ることが増えたから”“コップを倒してしまったのは、指先でつまもうとしたから”などです。お母さんは結果ではなく、この経過の行動を口にしましょう。「最近ずーっとお外で走ってたもんね」「コップを指先でつまもうとしてたからだね」子どもには“お母さんが見てくれている”という安心感も育ちます。
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