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真似っこ能力が高い子は“見る”だけでも大切な学習になる

Baby&Kids

真似っこ能力が高い子は“見る”だけでも大切な学習になる

vol.1048【1日1成長お母さん】チャレンジに必要な観察期間。認めて待つと大きな才能の花が咲く

うちの子は積極性がないの?子どもでも石橋を叩いて渡るタイプがいる

お友だちについていく子や同じ遊具でのみ遊ぶ子など、公園での遊具の選び方や遊び方は子どもによって様々。子どもの中には、新しい遊具でなかなか遊ぼうとせずにお友だちの様子をじっと見てから取り組むタイプの子がいます。そんな子どもの行動に疑問を感じて「やればできるのに、なんでやらないの?」と言うお母さんも多いものです。子どもの中には、失敗することを特に嫌って行動力に欠ける傾向のある子がいます。

子どもの個性を受け止め、行動を開始するまで待つ素敵なお母さん

運動教室に親子で初めて参加したYちゃん。お母さんと教室の中に抵抗なく入れます。しかし、いざレッスンが始まると動きません。お母さんも声をかけますがYちゃんはじっと運動の様子を見るだけでした。先生が声をかけるとお母さんが「やり始めるまで時間が必要で」と答えてくれました。運動を開始してから20分ほど経った時、Yちゃんは自ら参加しはじめました。お母さんはYちゃんの気持ちを理解し、見守る時間を持てる素敵なお母さんでした。

観察時間が“できた”を生む。真似っこ上手は見る時間が重要な学習時間

このように失敗を嫌い最初にじっくり観察してから取り組むタイプを、テキストタイプといいます。テキストタイプの特徴が強い子は、先のことを予測する力が生まれ持って優れています。怪我などが少ない反面、失敗を恐れるあまり積極性に欠けるところがあります。しかし、ずっと挑戦しないわけではありません。持ち前の観察力と真似っこをする能力の高さから、いざ行動を起こすと比較的早くできるようになることも多いでしょう。観察し納得してからの挑戦が成功への道になります。

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