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お宮参りは仏滅でも大丈夫!?日程を決める時に気をつけておきたい点

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Baby&Kids

お宮参りは仏滅でも大丈夫!?日程を決める時に気をつけておきたい点

妊娠そして出産を終え、赤ちゃんとの新しい生活が始まります。赤ちゃんとの生活のなかでは、イベントも多く行われますよね。赤ちゃんの誕生をお祝いしたり、成長を祈ったり、さまざまな行事が行われます。今回は赤ちゃんにとっても家族にとっても一大イベントであるお宮参りの最適な時期や日取りの決め方、気をつけておきたいポイントなどをお伝えします。

■お宮参りって、いったいどうすれば良いの?

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お宮参りという言葉は聞いたことがあるけど、いつ頃、どこにお参りに行けば良いのかわからない、という人も多いようです。無事に生まれてきてくれた赤ちゃんの行事として外せないのがお宮参り。そもそもお宮参りとはなんでしょうか?

・そもそもお宮参りとはどんな行事?

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お宮参りとは、生まれてきてくれた赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る行事です。お宮参りは「産土参り(うぶすなまいり)」とも呼ばれています。赤ちゃんが生まれて初めて、その土地の守神である「産土神(うぶすなかみ)」に参拝する行事のことで、その他にもママの安産のお礼参りもかねてお参りする風習もあります。

・お宮参りをする時期はいつ頃?

出典:@ towayan830さん

お宮参りを行う時期は、赤ちゃんが生まれてから1カ月たつ頃、正式には男の子は生後31日目、女の子は生後32日目とする地域が多いようです。とはいえ、生後何カ月までにしないといけないという決まりはないので、天候や、赤ちゃんとママの体調の良い日を選んでくださいね。

■お宮参りの疑問!お宮参りは仏滅に行っても良い?

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六曜の1つである、仏滅。一般的に、仏滅の日には結婚式やお祝いごとをしない方が良いと言われています。誕生のお祝いでもあるお宮参りを仏滅に行うのはダメなのでしょうか?

・仏滅にはどんな意味と由来があるの?

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仏滅は六曜の中で最も悪い日、大凶日であり、一般的に、終日なにをしても良くない日とされることもある日。ただし、別の説では「仏滅」=「物滅」として物が滅び、新たに物事が始まるという意味で、なにかを始めるのに大安よりも適した日とも言われています。仏滅だからと言っても、そんなに神経質に気にする必要はなさそうですよ。

・仏滅は六曜の1つ、そもそも六曜ってなに?

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六曜は、鎌倉時代の終わりから室町時代にかけて、中国から伝わったと言われています。現在の歴、七曜が月~日の順に決まっているように、六曜も「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順で繰り返されています。「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の順番に縁起が良いとされています。

・六曜と神社、お寺の関係

六曜は今で言う、血液型占いや星座占いのように、縁起担ぎの手段として定着したものであり、そもそも神道や仏教に六曜の教えはありません。実は神社、お寺と関係はないのです。したがって、仏滅でも神社やお寺への参拝、お参りは問題ありません。お宮参り、お食い初め、七五三の日が仏滅でも気にする必要はないということです。考え方は人それぞれなので、赤ちゃんの一生に一度のお宮参りをより良い日、縁起の良い日に行いたいと思う方もたくさんいるでしょう。とはいえ、お宮参りは「大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅」のお日柄にとらわれ過ぎず、赤ちゃんの様子に合わせてあげることが大切かもしれませんね。

■お宮参りの日取りを決めるときに重視すべきこと

赤ちゃんとの生活が始まると、しばらくの間は赤ちゃんの生活リズムに合わせて大変な時期が続きます。そのような時期、お宮参りの日取りを決めるときに重視すべきことを紹介します。

・お宮参りは赤ちゃんとママの体調を最優先に!

出典:@ towayan830さん

生後1カ月頃の赤ちゃんとママの体調はまだまだ不安定なので、1カ月検診後の赤ちゃんとママの体調が良い日にお参りしましょう。天気や赤ちゃんの体調が悪い場合もあるので、いくつか候補の日を決めておくと焦らなくてすみますね。またお宮参りの後には、記念写真を撮ったり、家族で食事をすることもあります。ママは産後の体調だけでなく、赤ちゃんのお世話で大変なので、家族に協力してもらいながら、無理なく進めていきましょう。

・家族のスケジュール調整も忘れずに

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お宮参りはご両親だけでなく、祖父母もいっしょに参拝することもあります。あらかじめ双方のご両親を含めた家族のスケジュールを聞いておくことも大切です。祖父母世代には六曜を気にされている方もいるので、必要に応じて、大安や仏滅なども調べておくと良いでしょう。カレンダーに書いていなくても、インターネットで「お宮参りの日取り2018年・2019年」などのワードで簡単に検索することもできますよ。

・天候の良い日は赤ちゃんの負担も少ない!

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お宮参りは生後1カ月が目安ですが、真夏の暑い時期や冬場の厳寒の時期、寒暖差の激しい時期に無理に行うと、赤ちゃんが体調を崩しかねません。地域によっては冬の間に生後30日を迎えても、あたたかい春を待って行う場合もあるようです。写真だけ生後1カ月頃に撮っておいて、100日のお祝いにいっしょに行う人もいます。このように時期を少しずらしても大丈夫です。生まれたばかりの赤ちゃんには負担が大きいので、無理をさせないことが大切です。

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