
出典:クッションのおすすめを厳選!おしゃれで便利なアイテムは?@toppo_roomさん
Lifestyle
クッションって洗濯できるの?失敗しない洗い方のコツを伝授します!
皆さんのお家にあるソファのクッション、定期的に洗濯していますか?洗うと生地や中の詰め物が傷んでしまうのでは…?と心配される方も多いのではないでしょうか。とは言え、子どもが飲み物や食べ物をこぼしてしまったり、汗の臭いがついてしまったりと、知らず知らずのうちに汚れはついてしまっているものです。消臭除菌スプレーを使うのももちろんOKですが、クッションをまるごとキレイにしたいなら洗濯がいちばん!
今回はクッションの洗濯に焦点を当て、素材別の正しい洗い方を詳しく解説!クッションの洗濯で失敗しないポイントについても触れていくので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
■そもそもクッションって洗濯できるの?
衣類やほかの布製品と比べると、洗いにくいイメージのあるクッション。そもそも、クッションそのものは一般の家庭で洗濯できるのでしょうか。
・タグの表示をチェックするのが確実!
出典:photoAC
まずはクッションのタグを確認してみましょう。「洗濯不可」の表示がなければ、自宅でも洗濯することができますよ。推奨される洗い方もタグに記されていることが多いので、表記に従って洗濯すれば安心です。
・素材によっては洗濯できないものも
出典:ビーズクッションならニトリって人増えてマス!その理由をチェック♪@ sayaka_j89さん
綿やポリエステル、ビーズなどほとんどの素材のクッションは洗濯することができますが、注意が必要なのはウレタン製のクッション。吸水性の高いウレタン素材は、水洗いするとなかなか乾かないので、かえって雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯の仕方が難しいぶん、天日干しや撥水加工のカバーを使うなどして、できるだけ清潔な状態を保ってあげましょう。汚れがひどい場合は、買い替えを考えるのも良いかもしれません。
■洗う頻度の目安はどれくらい?
明らかに汚れが目立つ場合でなければ、ほとんど洗わないという人も少なくないクッション。一体どれくらいのペースで洗濯するのが理想なのでしょうか。
クッションを洗濯するペースは、使用頻度によって異なりますが、リビングなどよく使う場所に置いてある場合は週に1度程度の洗濯がおすすめ。体に付着している汚れはクッションにつきやすく、また食べこぼしなど放置しておくと菌が繁殖する可能性も!クッションは一度洗濯すると乾きにくいため、いくつか使いまわすのが良いでしょう。
毎日ではないが、ふれる機会が多い場所にあるクッションは、1カ月に1度程度が理想です。定期的に洗うことで、クッションを清潔に保つだけでなく、ダニの予防にもなりますよ。
■クッションの正しい洗い方をマスターしよう!
それでは、クッションの基本的な洗い方について詳しく解説していきます。
・素材に関わらず基本は手洗いするべし
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洗濯機を使えば確かにラクにクッションを洗濯できますが、その過程で中の綿が偏り、型くずれを起こしてしまうことも。クッションを洗濯する場合は、基本的に素材問わず手洗いするのが理想です。手順は以下の通りです。
1.洗う
洗面器や桶などの容器に、クッションが浸るくらいの水を張ります。大きいクッションを洗う場合や洗う数が多い場合は、浴槽を使うと良いでしょう。
オシャレ着用の洗剤を少量溶かしたら、20〜30回ほどクッションを押し洗いします。大きいサイズであれば踏み洗いしてもOKですよ。中綿が偏らないよう、優しくまんべんなく洗いましょう。
2.すすぐ
一度水を捨て、再び水を入れてすすぎます。泡や汚れがなくなるまで、何度かすすぎの作業を繰り返します。汚れや洗剤が残っていると黄ばみの原因になってしまうので、すすぎ残しのないよう丁寧に!
3.脱水
軽く手でしぼったら、乾いたバスタオルで押し挟んで脱水します。洗濯機の脱水機能を使用する場合は、中綿が偏らないよう注意すること。途中で様子を見ながら、30秒程度で切り上げた方がよさそうです。
・カバーは必ず外してから洗うこと!
カバーの着脱ができるクッションであれば、カバーは外してから洗います。中綿の汚れも取れやすく、よりきれいに洗濯できますよ。■洗濯機を使ったクッションの洗い方
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クッションはデリケートな素材であるため、基本的には手洗いがおすすめ。とは言え手間も時間もかかって面倒…と思う方も少なくないのでは?時短で洗濯を済ませたい場合や、一度にたくさんのクッションを選択する場合は、洗濯機を使って丸洗いしちゃいましょう!
・手洗いモードがある洗濯機を使おう
洗濯機でクッションを洗う場合は、必ずドライコースや手洗いモードが搭載されている縦型あるいはドラム式の洗濯機を使用しましょう。クッションが洗濯槽内でかたよると、途中で動作が止まってしまう場合があります。薄くかたよりやすいクッションを洗う場合は、複数個入れるなどすると◎・どうやって洗えばいいの?
洗濯機で洗う場合はネットに入れて洗濯、が鉄則です。クッションカバーが取り外せる場合は、クッションとカバーそれぞれ洗濯ネットに入れて洗いましょう。洗濯機の中で回らないほど大きいサイズのクッションは、無理せずクリーニング店に任せた方が良いかもしれません。・洗濯機を使うと水面に浮いちゃう!
素材によっては、クッションが洗濯槽内に溜まった水に浮くことも。洗濯液が浸っていないと洗えているかどうか心配になってしまいますよね。クッションが浮いてしまう場合は、一度クッションに水を吸わせてから洗濯を再開しましょう。水を吸わせても浮いてしまう…と言う場合は、手間はかかってしまいますが手で洗うのが無難です。
■クッションは干し方にも注意しよう
洗濯したクッションをフカフカに仕上げるには、干すときまで気が抜けません。
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クッションを洗濯する場合は、干し方にも注意が必要です。脱水したクッションは、簡単に形を整え、風通しのいい場所で陰干ししましょう。吊るし干しするとどうしても中綿が片側に偏ってしまうため、平干しがおすすめ。100均で購入できる平干し用のネット、『ニトリ』や『CAINZ(カインズ)』などで販売されている物干し台を使うと、中綿が偏ることなくきれいな形で干すことができますよ。
クッションのサイズにもよりますが、中まで完全に乾くまで2〜3日かかることも。数日後までの天気予報を確認してから洗濯したほうがいいかもしれませんね。お天気が悪く乾くか心配…という場合は、乾燥機や浴室乾燥などを利用するのも良いでしょう。乾燥機を使用する場合は、素材によっては使用不可のものもあるので注意してくださいね。
■素材ごとの洗い方のポイントは?
クッションと一口に言っても、その素材や特徴はさまざま。素材に合わせた最適な洗濯方法できれいにしてあげましょう!
・綿花のクッションを洗う場合
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綿花素材は水を吸うと塊になってしまうため、洗濯機は避けた方が無難です。さきほどご紹介した方法で手洗いしたら、しっかりと脱水してから乾燥させましょう。中身の偏りを防ぐため、乾燥機は使用しないでくださいね。よりふんわりとさせたいときは、柔軟剤を使ってみるのもおすすめですよ。
・パウダービーズ入りのクッション
出典:クッションのおすすめを厳選!おしゃれで便利なアイテムは?@toppo_roomさん
パウダービーズ入りのクッションは、洗濯機で洗っても型くずれすることがありません。ただし、万が一洗濯中に布地が破れてしまうと、中身が散らばって大惨事になってしまいます。
洗濯機を使う際は、布地が傷んでいないか確認し、洗濯ネットに入れると良いでしょう。また、吊り干しをしても型くずれしないので、洗濯バサミなどで吊るして干してもOKです。
・フェザー入りのクッション
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高級感のあるフェザー素材。手洗いや洗濯機の手洗いモードで洗うことができますが、しっかり乾かさないと特有の臭いが発生してしまいます。洗濯後に軽く形を整え脱水したら、乾燥機に入れて中まで乾かしましょう。
・ポリエステル綿のクッション
出典:【100均】クッションはバリエ豊富でハイクオリティ!おしゃれで実用性◎@ ri__na.chanさん
ポリエステル素材の綿は、熱に弱いという特性があります。洗濯機は使用できますが、高温の乾燥機にかけると綿が傷んでしまうことも。中身が偏らないよう平置きしたら、陰干しでしっかりと乾燥させましょう。
■クッション洗濯で失敗しないポイントは?
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では最後に、クッションを洗濯する際に失敗しないポイントをいくつかご紹介します。
・型崩れさせないために!
ふんわりとした形が理想のクッション。型崩れを気にせず洗濯・乾燥してしまうと中の詰め物がかたよってしまったり、ボコボコになってしまったりすることも!一度型崩れを起こすと元の状態に戻すのは非常に難しくなります。型崩れ防止には、平置きの状態で乾燥させるのがベスト。スタンドタイプの物干し竿や、ビールケースの上などに載せて、通気性の良い状態を保ちましょう。
生乾きの状態が続くと、かえって菌が繁殖してしまう場合もあるので、乾燥させる際にはクッションを定期的にひっくり返すのをお忘れなく。
・脱水作業は念入りに!
クッションを洗濯する上で、大事な工程となる脱水。手洗いの場合は、軽く絞ってタオルに挟んで吸水させましょう。サイズが大きいクッションの場合は、手で水分を絞り切るのは難しいので洗濯機の脱水機能を使うのも◎ただし使い過ぎには注意が必要です。勢い良く脱水機が回り始めたら止めて様子を見るのが良いでしょう。脱水機を回す時間は数十秒程度が目安です。
・ふわふわに仕上げるために!
乾燥後のクッションは、両手に持って大きく上下に振って空気を含ませてあげましょう。中に空気がいっぱいに含まれ、ふわふわの状態に仕上がります。また仕上げ作業として、乾燥機に入れるのもおすすめ。残っている水分を除去してくれるので、ふっくら柔らかな仕上がりになりますよ。
■天気のいい日はクッションも洗濯しよう!
毎日何気なく使っているからこそ、いつの間にか汚れてしまっているクッション。汚れが気になりながらもなかなか洗濯できずにいたという方も、正しい洗い方をマスターしてクッションの丸洗いをしてみませんか?きれいに洗ったクッションなら、これまで以上にお家でのリラックスタイムがもっと充実すること間違いなしですよ!
assan
