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年賀状の正しいマナーは知ってる?書き方のポイントを徹底解説

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Lifestyle

年賀状の正しいマナーは知ってる?書き方のポイントを徹底解説

新年の始まりの挨拶状でもある年賀状。日本の大切な文化でもありますよね。日本郵便によると、2004年をピークに年賀状の発行枚数は年々減少しているそうです。その背景には、携帯電話やスマホが普及し、メールやSNSなどによる新年の挨拶が増えたことなどが考えられます。今回は“年末の多忙なときに年賀状を書くのは面倒”、“メールなどで簡単に済ませたい”そう思っている人にこそ知ってほしい年賀状の正しいマナーについて解説します。

■年賀状の基本のマナーについて知っておこう!

年賀状を書く前に、まずは基本のマナーから見ていきましょう!

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・年賀状はいつからいつまでに届けばよい?

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年賀状は元日(1月1日)から、松の内(1月7日ころ)までに相手に届けばよいとされています。できれば正月三が日(1月1日~3日)に届くのがベター。松が明けてから出す場合は、寒中見舞い扱いになるのでご注意を!

・喪中の人に対しての年賀状はどうしたらいいの?

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喪中の人から喪中はがきが届いた場合は、松が明ける1月7日から2月初旬ころまでに届くよう寒中見舞いを出しましょう。この場合は、新年をお祝いする言葉の”あけましておめでとう”などは使わないのがポイント!喪中であることを知らず年賀状を出してしまった場合には、次のように対応すれば大丈夫です。まずは相手に電話を入れ、喪中にも関わらず年賀状を出してしまったことをお詫びします。その後、松が明けてから2月初旬までの間に、改めてお悔やみの言葉とお詫びを書き添えた寒中見舞いを書くようにしましょう。

■これが年賀状の基本!書き方のマナーを覚えよう

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日本で暮らしていると、子どものころから年賀状にふれる機会は多いですよね。お正月に自分宛に届いた年賀状をワクワクしながら探した…なんていう経験もあるはず。小学生にもなれば、先生や友だちと年賀状を交換することも増えてくるでしょう。ここからは、年賀状の基本の書き方をご説明します。小学生の子どもを持つパパママも必見☆子どもでも簡単に覚えられるマナーもあるので、ぜひいっしょにマスターしてみてくださいね♡

・年賀状 宛名面の書き方の基本

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年賀状の宛名面とは、切手を貼り住所や氏名を書く面のことを言います。意外と書き方に迷ってしまうこともある宛名面。それぞれの書き方のポイントを確認してみましょう。<宛先>住所は都道府県から書くのが基本とされています。<数字>番地などで使う数字は、縦書きなら漢数字を、横書きならアラビア数字を使いましょう。<敬称>個人名には一般的には“様”ですが、政治家、弁護士、医師、恩師には“先生”を使う場合もあります。会社などの組織や団体には“御中”を使いますが、ビジネスなどで役職のある個人に送る場合には“〇〇(役職名)〇〇(個人名)様”と書くようにしましょう。目下の人に書く場合は“殿”を使うこともできるようです。<朱書き> 私製はがきを年賀状として使う場合は、切手の下に赤文字で“年賀”と書き添えます。普通郵便と区別することができ、誤って年内に届くのを避けるためです。

・年賀状 裏面の書き方の基本

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年賀状の裏面は以下の手順に従って書いていきましょう。

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<賀詞>賀詞とは“謹賀新年”や“あけましておめでとうございます”などの言葉。裏面の冒頭部分に大きめの文字で書きましょう。ふたつ以上の賀詞は使わないようにします。<本文>1.謝辞 日頃のおつき合いに対する感謝や近況報告2.祈り 相手の幸福や健康を願う言葉、活躍や繁栄を願う言葉3.お願い 今後の変わらぬおつき合いやご指導をお願いする言葉<日付> 新年の年号と日付を書きます。例えば“令和〇年元旦”など<ひと言添え書きする>心のこもった言葉を書き添えて温かみのある文面にしましょう。具体的な内容を避け文章は短めにすることがポイント!“、”や“。”などの句読点はつけないのが基本。昔からの書き方の名残や“新年の挨拶で区切りをつけない”という意味があるのだそう。

■年賀状を書くときの賀詞の種類と使い方

新年を祝う言葉である賀詞には何種類かあり、それぞれ意味合いが異なります。間違った書き方をして上司や先生など目上の人に失礼のないように気つけましょう。ここでは送る相手と使える賀詞についてご説明します。

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・上司や先生など目上の人に向けて使う賀詞

<4文字の賀詞>謹賀新年、恭賀新春

・部下など目下の人に向けて使う賀詞

<1文字の賀詞>福、寿、賀、春<2文字の賀詞>賀正、迎春、寿春、初春、頌春 

・親しい人に向けて使う賀詞

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<カジュアルな表現や英文の賀詞>あけましておめでとう、HAPPY NEW YEAR など

・相手を選ばずに使える賀詞

<文章の賀詞>あけましておめでとうございます、謹んで新春のお慶びを申し上げます など

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