Baby&Kids

大人の都合で与えないで!即効性のあるご褒美ほど副作用がある

vol.1072【1日1成長お母さん】ご褒美には子どもの意欲を奪うものとやる気にさせるものがある

子どもは親の思い通りに動かないもの。効果を期待してあの手この手を考える

忙しいお母さんにとって時間は貴重です。
家に早く帰るために「お菓子を買ってあげるから帰ろう」と子どもに言うのは即効性のある作戦でしょう。だから多くのお母さんがご褒美作戦にたどり着くのではないでしょうか。
もちろん物で釣るのは良くないと思いながらも、つい頼ってしまうご褒美。しかし適切な与え方をしないと、後にその副作用の影響が大きくなります。

これがご褒美作戦の罠。一度与えられると、どんどんエスカレートする

2歳のM君が公園に遊びに行った帰り道、途中で「歩けない」「抱っこ」と言ってきました。
何とか歩いてもらいたいので「ジュースをあげるから歩こう」と言うと、歩けないと言っていたM君が元気よく歩き出します。そんな味をしめてしまったM君は次からジュースがないと歩こうとしないのです。
ご褒美に慣れてしまうと、今度は「お菓子も買ってくれなきゃ歩けない」と言う始末。これがご褒美作戦の甘い罠なのです。大人でも一度その欲求が満たされると、もっと大きな欲求になっていくものです。 

子どものやる気に火をつけるご褒美。それは、形あるものだけと限らない

ご褒美が絶対に悪いわけではありません。子どものやる気に火をつける効果もあるのです。
そもそも、子どもは誰でも「達成したい」という欲求を持っています。その欲求を満たさせてあげるのもご褒美になります。
ここまで頑張って歩けたことを褒めたければ、ジュースの代わりに「頑張ったね。ご褒美のギュッだよ」と抱きしめてあげましょう。
努力を認められたことに心が満たされ、次も頑張ろうという気持ちが芽生えます。歩く姿を褒めてあげるのも立派なご褒美ですよ。

お母さんの愛情は最強のご褒美。子どもをやる気にする効果がある

ぜひご褒美の認識を物質的なものから、内面的なものに変えていきましょう。心の成長に繋がります。
また 「歩けない」という時は「歩けないんだね、どうしたの?」と 気持ちを聞きます。子どもの思いが出てくるでしょう。
「足が痛いの」には「足が痛いんだね」と共感してあげます。「休憩する?」「歌いながら歩く?」など選択肢を並べて子ども自身に決めさせてあげると、次に進めるでしょう。
心をかけて子どもの意欲を大切に育みましょう。

今日の1日1成長

子どもをやる気にさせるご褒美はお母さんの愛。たくさん与えてあげよう
子どもの行動力も1成長、お母さんの愛情力も1成長。
わたなべみゆき(文)さわどあさみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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