FacebookInstagramYouTube
子どもの“わがまま”は一旦思いを受け入れるのが解決への早道

Baby&Kids

子どもの“わがまま”は一旦思いを受け入れるのが解決への早道

vol.1085【1日1成長お母さん】気持ちを受け入れて行動を正すと子どもは聞き分けられる

度重なるわがままにうんざり。なだめてもすかしてもうまくいかない

子どものわがままに困ってしまうお母さんは多いもの。一度で聞き分けられず駄々をこねて泣き出したら、お母さんもイライラするでしょう。スーパーで「おやつ買って~!」と騒ぎ、泣いて叫んでジタバタし始めたら「ダメよ」の一言では収まりがつきません。そんな時ついつい「ダメって言ってるでしょ!」と押さえつけてしまったり、反対に「今日だけよ」と言う通りにしてしまったりという経験、お母さんなら一度はあるかもしれませんね。

子どもは体験から学ぶからこそ、親の対応が心の育ちに大きく影響する

実はこのどちらも、子どもの心の育ちに良い影響は与えません。押さえつけられると子どもは「自分が望んだことは叶わない」と学習してしまい、何でもすぐに諦める子になってしまいます。反対に「今日だけよ」と妥協してしまうと「駄々をこねると思い通りになる」と覚えてしまい、自分の要求を通すために何度も駄々をこねるようになるのです。どちらもその場で子どもを静かにさせることはできますが、長い目で見た時に子どものためにはなりません。

しつけるのは行動の部分だけでいい。子どもの気持ちは受け入れよう

子どもが駄々をこねた時、実は一旦受け入れると効果が高いと言われています。この時大切なのが、行動を受け入れるのではなく、気持ちを受け入れること。問題は駄々をこねるという行為であって、お菓子がほしいと感じることは否定する必要はないのです。子どもの気持ちと好ましくない行動を切り離し、気持ちは受け入れて行動を正しましょう。気持ちを受け入れてもらえると、子どもは案外すんなりと切り替えられることも多いものです。

SHAREFacebook
POST
LINELINE