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子どもを言い訳名人にさせない方法。お母さんの対応が道を開く
「でも」「だって」は聞きたくない!言い訳ばかりの子にしたくない親心
子どもは何かトラブルがあった時や失敗をした時、お母さんが尋ねると「でも…」「だって…」という言葉を使うことがあります。言い訳をするようになるのです。親としては素直に謝ってほしいという願いから「言い訳ばかりしないの!」と怒ってしまうこともあるでしょう。子どもの失敗を指摘すると言い訳を考える機会を作ってしまいます。そしてお母さんの対応次第では、もっと言い訳を続けさせてしまうことにもなるでしょう。
お母さんが正論で責めれば責めるほど、逃れるために言い訳を考える心理
幼稚園の運動会のできごと。リレー競争に出場のMちゃんは2位でバトンを受けとります。必死に追いつくものの、なかなか抜かせません。そんな時Mちゃんは前の子の服を引っ張ってしまいました。その様子を見たお母さんが後で注意すると「だってぶつかりそうだったの」とMちゃん。「言い訳しないの!」と口調が厳しくなるお母さんに「練習の時に私だって引っ張られたし」とMちゃんの言い訳が続きます。「すごく頑張ったのに」と小さな声でつぶやくMちゃんです。
正当なジャッジより、子どもが自分で考えるように導いてあげましょう
もちろん、お友だちを引っ張るのは悪い事だし競技でのルールは守らなければ意味がありません。でもお母さんこそ良し悪しをジャッジする前に、まずは子どもの気持ちを受け止めましょう。「よく頑張って走ったね」と頑張りを認めた後「最後お友だちを引っ張っていたね。どうしたの?」と尋ね、気持ちを共有します。最後に「お友だちを引っ張ると危ないと思うけどMちゃんどう思う?」お母さんの気持ちを伝え子どもに考えさせる時間を作りましょう。子どもは先に大人の正論を押し付けられるより、自分で考えることで学ぶことができるのです。
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