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まねっこ大好き!「お手伝いをしたい」は自立への第一歩
vol.1103【1日1成長お母さん】「やらないで」をこらえて「ありがとう」と伝えると貢献心が育つ
正直言うと鬱陶しい?「お手伝いしたい」と言ったら自立への第一歩
子どもは3歳前後になると自分でできることが増え、何でも「やりたい」と思うようになります。お洗濯や食器洗いにお料理や掃除機など、毎日一緒にいるお母さんの行動はすべてが魅力的。お母さんがしていることを「私がやる!」と主張してきます。「忙しいからまた今度ね」と言って、お母さんが早く終わらせたい時もあるでしょう。でもこの「やりたい」と言い出す時期は子どもが自立して社会へ出るための大切な第一歩です。
やることに意義がある!完璧を求めずやってくれたことに感謝しよう
3歳になったばかりのNちゃんは近頃お手伝いに目覚めたそう。お母さんのすることを何でもやりたがり、家事が進まず困っていると相談を受けました。洗い物をすれば勝手に洗剤を足して泡だらけにし、いつになっても止めないのに仕上がりは今一つ。お母さんもついため息をついてしまうそうです。しかしNちゃんはお母さんを困らせたいのではなくお母さんのようにお仕事をしたいだけ。お母さんの役に立ちたいだけなのです。こんな場合は気持ちを尊重し「ありがとう」と伝えましょう。
子どもが「やりたい」と言ったらできることが増えるチャンスと捉えよう
“お手伝い”といっても3歳の子どもの出来栄えに期待するのはやめましょう。子どものお手伝いなんて最初からうまくできるはずはありません。だからといってやらせずにいるとできないままになってしまいます。子どもは何度も繰り返すことで上達します。「やりたい」と言い出したらできることが増えるチャンスです。とことんやらせてあげると、やる気満々な子に育ちます。
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