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効果抜群の叱り方!「走っちゃダメ」を「歩いて」に変えよう
vol.1122【1日1成長お母さん】叱るときは禁止事項を伝えるよりも、取るべき行動を伝えよう
vol.1120【1日1成長お母さん】叱るときは禁止事項を伝えるよりも
お母さんの多くが「子どもを叱っても言うことを聞かない」という悩みを持っているでしょう。そんなお母さんに共通していることがあります。それは真摯に子育てに向き合っていること。「人に迷惑を掛けない子に育てなきゃ」「優しい子になってほしい」という強い想いから、言うことを聞かない子に対して何回も強く叱ってしまいます。でもこんな毎日だと子どもは辛いしお母さんのストレスも溜まる一方。そんなお母さんが叱る回数を減らすためのいい方法があります。
効き目の高い叱り方のコツ!子どもに取ってもらいたい行動を伝えよう
お母さんが子どもを叱るときによく使われる言葉があります。それは「ダメ」や「やめなさい」。「そんなの毎日何回も言っているわ」と思った方もいるでしょう。これらの言葉は“禁止”を伝えています。禁止を伝えるのはしつけにおいてあまり効果がない場合があります。子どもを叱る目的は行動を改善させることです。禁止より効果が期待できるのは、取るべき望ましい行動を具体的に子どもに伝えることです。
「走っちゃダメ」より「歩いて」と言った方が子どもの行動が改善しやすい
「ネコ」と聞いたら誰でもネコを頭でイメージしますよね。では「イヌじゃない」はどうでしょう?「じゃない」と言われてもイヌをイメージしてしまいませんか?脳は否定語をイメージできません。子どもがスーパーで走り出した時「走っちゃダメ!」と言われたら頭に浮かぶのは走る姿です。そのためどうしたらいいのか分からず行動が改善されにくいのです。このような場面での望ましい行動は、歩くことやお母さんと手を繋ぐことですよね。ならば「歩いて」や「手を繋ごう」と言うと効果的です。
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