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イヤイヤ期はいつからいつまで?年齢別の特徴や上手な向き合い方のコツとは
■イヤイヤ期の収め方は?どうやって向き合えば良い?
ここでは、イヤイヤ期の癇癪へのおすすめの対応方法を紹介します。
・できごとへの共感をするのがポイント
激しいイヤイヤの癇癪に対して、抑えつけて「ダメ!」「こら!」などと叱るのは、実は逆効果!火に油をそそぐ結果となってしまいかねません。大人側のイライラする気持ちはいったん静めて、まずは子どもの欲求に共感してあげることが落ち着かせるための近道です。「○○が欲しかったんだよね」「わかるよ、○○したくなかったんだね」など、子どもの気持ちを受け入れたことを示す声掛けを、落ち着いたトーンでしてみましょう。自分の気持ちを受け止めようとしてくれている!と伝われば、子どもも少しずつ落ち着きを取り戻してきます。
・子どもの意見を受け入れ、納得できる方向へ促す
小さな子どもはまだ言葉も使えず、自分の主張がうまく伝わらないことに感情を爆発させます。そんなときは大人が「○○ちゃん、これがしたかったの?」「お菓子が欲しいの?」と、混乱を引き起こさない程度に欲求を代弁してあげましょう。「そうか~、これがしたいんだね」と受け入れて、「次に来たときにまたしようね!」や「あと1回にしようね」など、次のアクションにつなげる提案をして様子を見てくださいね。ダメと言われると反抗しますが、またしようね!と言われると納得することも☆
・気分転換をする、気持ちをそらすなど
まだ理屈の通らない小さな子相手では、上記の方法でもうまくいかないことも多々あります。そんなときは、違ったことに意識を向けさせて気をそらすことが有効です。イヤイヤを起こしたとき用のとっておきのおもちゃや、「あ!あんなところにワンワンがいるよ」など、気分転換になりそうな声掛けをしてみるのも良いでしょう。ぬり絵やシールを持ち歩いたり、大好きなキャラクターグッズをバッグに忍ばせておいたりなど、気持ちをそらすアイテムを事前にいろいろ用意しておけば、癇癪を起されたときにも落ち着いて対処できますよ。
■イヤイヤ期の年齢別特徴や対処法
ここでは、年齢別イヤイヤ期の特徴や年齢別の上手な対処法について、考えてみました。
・0歳のイヤイヤ期の特徴や対処法
0歳児のイヤイヤは、あまり理由なくそのときの気分で出るときもありますし、体が思うように動かない、伝えたいことが伝わらない…ということが理由でイヤイヤと身振り手振りで示すことがあるようです。この時期の対処法としては、やりたいことがわかっているなら手助けしてあげ、わからない場合はとにかく見守ること。しばらくすると落ち着くので、それまで静かに見守ってあげると良いでしょう。
・1歳のイヤイヤ期の特徴や対処法
1歳を過ぎると、自分でおもちゃで遊んだりご飯がしっかり食べられるようになってきたりと、一人でできることが増える分、思い通りにいかないことも増えてイヤイヤ言うことが多くなることも。自我がしっかりしてきた子どもなどは、大泣きしてふてくされる仕草をすることもあるでしょう。そんな1歳児への対処方法は、まず共感して気持ちを代弁してあげること。「まだ遊びたかったね」「○○が欲しかったね」などと言い、要望を叶えてあげられるときは叶えてあげましょう。要望に応えられないときは、何か別のものに興味を移させてしまうのがおすすめ。この年齢は、まだごまかしがききやすいのも特徴かもしれません。
・2歳のイヤイヤ期の特徴や対処法
イヤイヤ期本番ともいえる2歳児の特徴は、とにかく「イヤ」しか言わない、絶対に折れずしつこく泣き続ける、その場にしがみつく、などの言動があり、ママやパパも手を焼いた…という体験談をよく聞きます。2歳ごろの子どもは少しずつ話せるようになってきますが、大人に言われたことを理解するまでに時間がかかります。また、指示されるのがイヤですべて自分でやりたがるということも特徴です。このころの対処法としては、今からする行動を前もって教えてあげることや、1歳児と同じく共感しつつも、ある程度は自分でやらせてあげるということ。例えば、帰るときは「今から帰るよ~」ではなく、「あと〇分したら準備して帰るから、○○までにはおもちゃを片づけようね」という具合です。自分でできないことをやりたいと主張する場合は、子どもが自分でできた!という達成感を感じられるよう、さりげなく手助けしてあげると良いでしょう。この時期のイヤイヤ期はなかなか手ごわいですが、根気よく怒らず対処することが大切になります。
・3歳のイヤイヤ期の特徴や対処法
3歳くらいになると言葉も上手になり、伝えることや理解できることも増えてくるため、1~2歳のようにいわゆる「駄々をこねる」ということが減ってきます。しかし、下の子が生まれたり新しい保育園に入ったりなど、環境の変化で別のイヤイヤが出てくることも…。また、イヤイヤというよりは、「なぜ?」「どうして?」などの疑問をしつこく聞いてくることもあるでしょう。この時期の子どもへの対処法は、しっかりと話を聞いてあげて伝えたいことを代弁してあげること。また、なぜ?どうして?にも、きちんと対応してあげることです。特に男の子は、自分の気持ちを言葉にするのが苦手ということをよく聞きます。子どもの話をよく聞いて、なぜイヤなのか、どうしたいのかをいっしょに考えてあげることで解決できるときもあるでしょう。また、なぜ?どうして?にきちんと向き合ってあげることで、大人との間に信頼関係が生まれ、言うことを聞いてくれることに繋がることもあります。
■イヤイヤ期では、ママの心のケアも大切♡
ママなら誰しも経験するであろう、乳児~幼児期の子どものイヤイヤ期。いくら対処方法を知っていてもうまくいかないときもあり、ママも疲れてしまうこともありますよね。イヤイヤ期を一人で乗り越えようと頑張りすぎて、育児が辛くなってしまわないよう、この時期はママの心のケアもしっかりしてあげることが大切です。具体的には、イヤイヤ期で癇癪を起している子どもには、パパや周りの人たちといっしょに対応する、イヤイヤ期を起こしそうなタイミングの外出は夫婦交替にする、ママが子どもと離れられるリフレッシュタイムを作る、などがあります。子どものイヤイヤ期に疲れたら無理せずに少し休んで、いつも子どもに冷静に対応できるママでいたいものですね。
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