Baby&Kids

子どもが褒められたら「いえいえ」よりも「ありがとう」と返そう

vol.1150【1日1成長お母さん】謙遜は子どもにとって悪口?皆が楽しい気分になる言葉で返そう

褒められた時の「そんなことないですよ」という謙遜が子どもを傷つけている

子育てをする中で嬉しいと感じる瞬間のひとつに、子どもを褒められた時がありますね。子どもと一緒にいる時に「しっかりしてますね」「H君は運動神経抜群ですね」なんて言われたら、お母さんも鼻高々。
でも「そうなんです!うちの子ステキでしょう」と言いたい気持ちをおさえて「いえいえ、そんなことないですよ」と謙遜する言葉で相手に返すこともあるでしょう。
何気ない日常の一コマですが、このようなお母さんの一言が子どもの心を大きく傷つけてしまう可能性があるのです。

「家ではダメな子です」子どもをさげすむような発言にはメリットがない

日本人には謙遜する習慣があります。特に家族のことは「愚妻」「愚息」などの言葉があるように、へりくだることが相手への礼儀という考え方もあります。
子どもを褒められた時に「そんなことないです」の返事に加えて「外面がいいだけで、家では全然ダメなのよ」「お兄ちゃんの方が運動できるんですよ、この子はまだまだです」など子どもを蔑むような発言をすることもありますね。でもこれを聞いている子どもは喜んだり「もっと頑張りたい」と思うでしょうか。

子どもに謙遜は通用しない。むしろお母さんに悪口を言われているようなもの

お母さんは謙遜のつもりでも、残念ながら子どもには通用しません。それどころか子どもは言葉の意味をそのままに受け取ってしまうので、大好きなお母さんに悪口を言われているようなものです。これは子どもを深く傷つけてしまいます。
「お母さんは、私を全然ダメな子って思っているんだ」「お兄ちゃんを褒めて、僕は褒めてもらえない」と、せっかく誰かから褒められて嬉しい気持ちだったのに逆に悲しい気分にさせてしまいます。

褒められたら「ありがとう」と言って言葉のギフトを受け取りましょう

“褒め言葉はギフト”という考え方があります。ギフトを送った側は、相手に受け取ってもらうために送ります。褒め言葉を謙遜で返してしまっては、せっかくのギフトを受け取り拒否してしまっているようなものです。
子どもが褒められたときに、褒めてくれた人、子ども、お母さん、みんなが楽しい気分になる返事は「ありがとう」です。そしてもちろんお母さん自身が「素敵ですね」「毎日頑張っているね」と褒められた時も「ありがとう」と言って言葉のギフトを受け取ってください。

今日の1日1成長

子どもが褒められたら、謙遜するよりも「ありがとう」と答えよう
子どもの自己肯定力も1成長、お母さんの受容力も1成長。
田中京子(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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