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チャイルドシート前向きはいつから?新生児の後ろ向きはいつまで?
チャイルドシートは生まれたばかりの赤ちゃんから6歳未満の子どもを対象に装着が義務づけられています。ちょっとの距離ならいいかなと気軽に考えていては危険! 正式に道路交通法で定まっているものなので、チャイルドシートの装着義務違反が発覚すれば違反点数1点という罰則を受けることになります。それだけチャイルドシートの装着はとっても重要なんです。
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より安全で快適な車移動をするために、チャイルドシートの向きは後ろと前どちらがいいのか、おすすめのチャイルドシートはどんなものがあるのかなどを紹介していきます。
■チャイルドシートの向きは後ろ向きと前向きの2種類
チャイルドシートの向きについて紹介します。
・チャイルドシートの後ろ向きタイプとは
チャイルドシートの後ろ向きとは、チャイルドシートを進行方向の反対に向けた状態のことです。新生児の赤ちゃんは衝撃緩和のため「後ろ向き」に装着したチャイルドシートに寝かせなければいけません。
また『Aprica(アップリカ)』のチャイルドシートには後ろ向きだけでなく、ベッドのように完全に平らな状態にできる「横向き」タイプもあります。
・チャイルドシートの前向きタイプとは
チャイルドシートの前向きとは、進行方向を向いた状態のことです。大人の座る方向と同じなので、助手席から後ろを振り向けば、簡単に赤ちゃんの様子を確認することができます。
■チャイルドシート、なぜ後ろ向きで装着するの?
では、なぜ後ろ向きで装着しなければならないのでしょうか。それは、万が一の事故や急ブレーキで急停止した場合に、首や胸などへの影響を最大限防ぐためです。
これは子どもの体と頭、それぞれの重さに関係してきます。頭と体の重さを比較したとき、大人は頭よりも体のほうが重くなります。一般的には、体重の約10%程度が頭の重さであると考えられています。一方、子どもは頭のほうが重く、骨の発達も未熟であり、大人のように上手に頭を支えることができません。
事故などで前方(正面)から衝撃を受けると、反動で体は前に動きます。前向きタイプのチャイルドシートは肩までをベルトで固定するものが多く、衝撃を受けると頭だけが前に投げ出される状態に。加えて骨の発達が未熟であることから、首や胸などが損傷しやすいのです。
後ろ向きであれば、衝撃を体の中で面積の広い背中全体で受け止められ、首や胸などに集中してかかりやすい負荷を分散させることができます。
このことから、赤ちゃんや子どもをチャイルドシートに乗せるときは、後ろ向きがベストだといわれています。
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