Baby&Kids
1歳は子どもの“やる気”を育めるチャンスがいっぱい
vol.1170【1日1成長お母さん】お母さんの理解とサポートで子どものやる気をさらに高めよう
子どものいたずらは“今”何を学びたいかを教えてくれる貴重なサイン
子どもの好奇心はすべて「楽しい!」から始まっていきます。そのやりたいことをやりたいだけやらせてあげられる環境が大切です。そして本人がわかるまでやり続けられるようお母さんが見守ることで“学ぶ力”を蓄えていきます。日常のささいなことでも幼少期に蓄えられた学んだ体験は将来にも力になるでしょう。自分で見つけ、行動し、考えていく力。幼児期の実験のようないたずらこそ大切な学ぶ経験です。
面倒でも子どもの小さな研究に少し付き合ってみよう。未来への種まきになる
1歳半を過ぎたSちゃん。ダイニングの机に子ども用の椅子で腰かけながら、お母さん同士のお話の輪に一緒に加わっています。さすが女の子、座ったまま上手に机の上でも遊べます。ところが少し経つと机の上で遊んでいた小さな人形たちを「あっ」と言って落とし始めました。「落とさないでね」とついつい言ってしまいそうになりますがそんな時は「落ちちゃったね」と気持ちを共有してあげましょう。この時期、物を落とすことも小さな研究の一つです。
子どもの「やりたい」思いは「ダメ」で止めずにできるだけ応えてあげよう
1歳は実験期と言われる時期です。拾っても落とすを繰り返すでしょう。“落ちる”という一つのことでも、子どもにとっては興味深いできごとであり実験。興味を持ったことを行動に移し、経験を通して理解していきます。興味をただ行動に起こしていきながら「できた!」を実感しているのです。その繰り返しが“やる気”を育てる貴重な体験。わかるまでやらせてあげる過程が、2歳で学ぶ集中力にも繋がります。興味から引き出した知りたい意欲を満たせば、やる気に満ちた子どもになります。
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