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「どうして?」と思ったら原因を追究せずに解決策を探そう

Baby&Kids

「どうして?」と思ったら原因を追究せずに解決策を探そう

vol.1194【1日1成長お母さん】ネガティブ思考は迷走する。ゲーム感覚でポジティブ思考になろう

子どもの行動が目について、いつの間にか「どうして?」が口癖に

お母さんはいつも子どものことを考えているからこそ悩むものです。「どうしてじっとしていられないの?」「どうしてそんなことするの?」と子どもの困った行動につい口を出したくなりますよね。「どうして?」「なんで?」と追及してしまうと中々解決策が見つからず、どうしていいかわからないお母さんも多いのではないでしょうか。子どもに「どうして?」と問いかけても子ども自身もどうしてかわかっていないので繰り返してしまうのです。

「どうして?」と追及したくなるのは思い通りに動いてくれないから

3歳のMくんは好奇心旺盛でわんぱくな男の子。「ご飯だから片付けて」と言っても「嫌だ、まだする!」ということを聞きません。お母さんは何度も繰り返される毎日に「どうしていうことを聞いてくれないの?」とつい感情的になってしまったそうです。忙しい夕食時にいうことを聞いてくれずこちらの思う通りにいかないと「どうして?」と思わず追及したくなるものです。しかし子どもはお母さんにそんなこと言われても「まだ遊びたかった」だけなのです。

「どうして?」を「どうすれば?」に言い変えて発想の転換をしよう

「どうして?」とその行動にとらわれるのではなく「どうすれば解決できるのか?」に変えてみるとよいでしょう。“どうすれば変われるか?”と未来に焦点を当てて解決策を探すことを“ソリューションフォーカスアプローチ”といいます。「ご飯ができたから食べよう!お片付けするにはどうしたらいい?」と子どもに問いかけ、お片付けの方法を親子で相談すればよいのです。「まだ遊びたい」と言い出したら「あと何回する?」と具体的な回数を決める質問にするとよいでしょう。

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