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子どもが行動する質問力。自分の意思で動けるよう気にかけよう

Baby&Kids

子どもが行動する質問力。自分の意思で動けるよう気にかけよう

vol.1231【1日1成長お母さん】優等生タイプを伸ばすには、質問力が子どもの行動の明暗を分ける

お母さんが質問力を身につけると子どもは自分で考えて行動するようになる

優等生肌で素直なタイプの子は、お母さんに言われたことをその通りにこなします。お母さんとしては子育てが楽です。反面、親の期待を裏切りたくないと完璧にこなそうとする性格は子ども自身を追い詰めることも。さらにお母さんが「~はやったの?」と質問すれば、やれていない自分を責める尋問のように聞こえます。子どもの能力を伸ばすために、受け身でない自発的な行動を引き出す質問力が大切なのです。

ただ言って守らせることだけでなく意味を理解できてこそ、社会性に繋がる

6歳のHくんはしっかりもの。幼稚園でも言われたことはきっちりこなしていくことができます。幼稚園から帰ってきてもそれは同様。お母さんも「手は洗ったの?」「カバンは片付けた?」としっかり確認。「先におやつを食べなさい」と聞こえてきます。おやつの飲み物をうっかりこぼしてしまうと「拭きなさいね~」とお母さんの声が響きます。しっかりしつけたいお母さんは、知らずに理想の対応をすぐ指示してしまうのです。

「はい」でしか答えようのないような質問から自分の考えを生みだせる質問に

言われたことは忠実に実行できるがゆえに、お母さんは「~したの?」と管理口調だったり「~はダメよ」と命令や禁止が増えます。そして自分の意思を持たず、お母さんの言うことにただ従うという思考回路を作ります。言われたことができていないと、ごまかしたり嘘や言い訳に繋がる可能性もあるでしょう。やるべきことを並べてしっかり守らせる子育てから、自分で考え自ら行動できるスタイルにシフトチェンジしていきましょう。

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