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子どもはモノマネ名人!お母さんは指示を出すより見本になろう
vol.1234【1日1成長お母さん】「挨拶しなさい」と言うより、お母さんがやって見せると効果的
“何回注意してもできない”と思ったら、口で伝えず視覚に訴えかけてみよう
私たちは五感から外界の情報をキャッチしています。五感とは視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚です。どの感覚が優位かは個人差がありますが子どもの場合は視覚から入る情報の割合が多く、全体の90パーセントくらいを占めるといわれています。この特徴は子育てに生かすことができます。例えばしつけをするとき、お母さんが “何回注意しても、お行儀良くできない”と思うのは聴覚に訴えかけているからです。こんな時は視覚に訴えかける方法にシフトチェンジしてみましょう。
ガミガミ言わなくてもしつけはできる。目で見て理解できる工夫をしよう
視覚に訴えかける方法というのは、子どもが目で見てすぐ理解できるような工夫をすることです。幼稚園などでトイレの出入り口の床に足型のペイントがしてあるのを見たことがある方もいるでしょう。これは視覚に訴えたしつけの例です。子どもは教えられなくても見るだけで“この足形の上にスリッパをそろえる”と理解できます。そうすれば「スリッパを揃えて」と何度も言わなくても、スムーズにそろえる習慣が身に付くのです。
子どもにさせたい行動は、教えるよりお母さんがやって見せると効果抜群
視覚から情報が多く入りやすい子どもは、お母さんの様子をよく見ています。そしてお母さんの真似をするのが大好きです。お母さんがメイクをするのを真似して顔中にペンで落書きをしてしまう子がよくいますよね。教えていないのにおもちゃのスマホをスクロールするのもお母さんの様子をよく見て真似ているのです。ということは、子どもに身に付けさせたい習慣があるならばお母さんが率先して行動を見せることで上手くいきやすいのです。
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