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こだわり屋さんは困ったさんじゃない。不器用な心を受け止めよう
vol.1235【1日1成長お母さん】こだわる気持ちを尊重し受け入れてあげることが才能を伸ばす鍵
お母さんを困らせる子どもの強いこだわりが表れる時は成長をしている証
子どもは2歳から3歳にかけて強いこだわりが出てきます。特に女の子の方が強く表れますが男の子にも表れます。夜寝る時も、お母さんはこっち、お父さんはそっちなど大人にとってはどっちでも良いようなことも強いこだわりを見せる子もいます。ついうっかり間違えてしまった時には大変!顔を真っ赤にして怒ってしまうことも。お母さんにとっては面倒に思えるこの習性も、子どもの成長の表れでもあります。落ち着いて対応してきましょう。
成長とともに更にこだわりが強くなる子の心理。自分で決めたい心の表れ
Y君は3歳の男の子。最近2歳の時よりも更に強く出るこだわりにお母さんは困惑中です。お風呂に一緒に入るのはお母さん、電気のスイッチを押すのはお父さんという具合です。ある日、お母さんがうっかりスイッチを押すと、Y君は体をバタつかせ「もう、お風呂入らない!」と癇癪を起すのです。初めは優しく接していたお母さんも徐々に感情的になり「誰が押しても同じでしょ?」と怒鳴ってしまうのでした。実は誰が押しても一緒ではないY君の中のルールがそこにはあったのです。
こだわり屋さんはルールを決めたがる。規律性や社会性が備わっている子です
子どもには生まれつきの個性があります。これを気質といい人格の約半分を占めます。Y君のようにこだわりの強い子は、成長とともに更にこだわりが強くなる場合もあります。ですが決して悪気があるわけではなく“自分で決めたい”気持ちが強い成長の表れでしょう。決めたルールを守ってくれないと不安になり、その不安が不満という形で表れてしまう不器用さんなのです。癇癪を起している時はギュッと抱きしめ不安な気持ちを受け止めてください。
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