Baby&Kids
男の子の思いやりの心を育てるには実体験に勝る教育はなし!
vol.1241【1日1成長お母さん】辛い経験や悲しい経験が相手の気持ちを思いやる心を育てる
男の子は人の気持ちを察するのが苦手。実体験を通じて理解していく
自分の子どもには“人の気持ちの分かる子”に育ってほしいと願うお母さんは多いのではないでしょうか。人の気持ちを理解することは、思いやりの心に繋がります。思いやりの心は共感する力が育ってくる5歳頃に育ちます。人に優しくするには、まずは相手の立場に立って考えることができないと難しいですよね。しかし、男の子の場合は共感することが得意でない子も多いのです。それには男の子特有の実体験から学ぶ性質も関係しています。
子どもの行動は親からのギフト。人を励ますのも、経験があるからこその行動
5歳のR君は体操教室に通っています。今日はみんなの前で発表する日で、張り切る子や自信なさげにする子など様々です。とび箱の順番になると、それまで元気だったはずのお友だちの様子が一変し、不安そうで元気もありません。すると、R君はお友達の手をギュッと握り「大丈夫。できるよ!」と励まします。この言葉に周りの子どもたちもびっくりです。実はこれはR君が不安な時にお母さんがしてくれるおまじないだったのです。
子どもの成長に必要な経験は、良い事も悪い事も全てが大切な学びである
R君は不安になって元気をなくしていくお友だちを見て、自分と重ねたのかもしれません。自分と同じような境遇のお友だちに、今度は自分がお母さんにしてもらったようにおまじないをしてあげたのです。温かな言葉にお友だちも勇気をもらえたことでしょう。頭では想像のしにくい相手の気持ちも、実体験があれば感じ取ることができます。人の痛みを感じることで思いやりの心は育つのです。「できるよ」とお母さんの言葉に励まされた時の感情を忘れずにいたのですね。
SHARE
POST
LINE
Recommend
[ おすすめ記事 ]
Baby&Kids
新生児が手足バタバタさせる理由は?寝ないときのチェック項目や対処法も解説 はらわ
Baby&Kids
背中スイッチはいつまで続く?置くと泣く原因、対策や先輩ママの知恵をご紹介 るはまる
Baby&Kids
【美容師監修:運動会の髪型】幼稚園・保育園・小学校の簡単・崩れないヘアアレンジ mimi
Baby&Kids
赤ちゃん退院時の服は何着せる?選び方とおすすめの服やアイテム、注意点まで mamagirl WEB編集部
Baby&Kids
新生児の手足が冷たいとき、温めなくて大丈夫?対処法や寒いサインを解説 Lilly
Baby&Kids
【監修記事】赤ちゃんの眠りが変わる!日中の活動と休息を整えるコツを伝授 工藤真衣