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親の質問一つで子どもは工夫を凝らす。探究心が深まる体験を

Baby&Kids

親の質問一つで子どもは工夫を凝らす。探究心が深まる体験を

vol.1249【1日1成長お母さん】子どもの興味を、深い学びに変える習慣はお母さんの質問力から

人間力を上げる探究心。物事を深く考える力は、本質を知るきっかけになる

子どもの探究心を育ててあげると、将来は一つの情報に隠れた意図や背景を読み取ったり、本質を見抜いた判断ができるようになります。また壁にぶつかっても信じて先に進む力を発揮します。それは以前に探究した経験から、その先に必ず新しい世界があることを知っているためです。一つのことを探究し夢中になる力は集中力にも繋がっています。そんな探究心を育てるには、お母さんの質問力が大切。興味が湧いたことに対してもう一歩深いところへ導きましょう。

子どもに一歩深く考える経験を積ませてあげよう。習慣が探究心に繋がる

子どもがやりたいことをさらっとやって終わるだけではなく、せっかく興味を持ったことを深める体験が貴重な体験です。そのためには「もっと~」という質問が効果的。「もっと高く積むにはどうしたらいかな?」「もっときれいにするには、どうしたらいいかな?」「もっと遠くへ飛ばすにはどうしたらいいかな?」身近な生活の中で取り組んだことに対して、もう一段階深く挑戦させてみましょう。さらに二段階、三段階とお母さんの質問力で導けるでしょう。

何となくやってみたことから、追究する楽しみを感じられることがポイント

休日、学校の運動場に遊びに来た5歳のKくん。サッカーボールを蹴ると、一緒に靴が飛んでいきました。靴が飛ぶのが面白かったらしく、また靴を飛ばそうとしますが2、3回やると満足した様子。そんなとき「もっと遠くに飛ばすにはどうしたらいいかな?」と声をかけると、また靴飛ばしが始まりました。次は「もっと高く飛ばすには?」こんな何でもないことでも「もっと~」とお母さんが投げかけると、ただ飛ばすという意識から工夫するための追究が始まるのです。

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