Baby&Kids

お母さんの「ダメ」に思いがあるように子どもの行動にも理由あり

vol.1282【1日1成長お母さん】子どもの食べ遊び、代わりにその気持ちを満たす方法を提示しよう

お母さんの視点と子どもの思いは違うことも。子どもの視点からも見てみよう

ため息をつきたくなるような幼児期のいたずらを、子どもの“やりたい”という意思よりも“ちゃんとしつけなければ”“それはやってほしくない”という思いで「ダメ」と言ってやめさせてしまうことがあります。
でも危険が伴うことでなければ、家ではできるだけさせて“やる気”をつぶさないことが集中力となり、更なる好奇心を引き出します。
いたずらはその子の今の発達に必要な動きであったり、やれていないことを満たしたいメッセージだったりもするのです。

子どものいたずらは実験を楽しむ時間。好奇心をつぶさずに対応を考えよう

3歳のKくんが、おやつのチーズで遊んでいるのを見つけたお母さん。「何やってるの!汚いから食べないでね」床で遊んでいたので食べないように伝えます。
食べ物を粗末にしてほしくないので何度も言い聞かせようとしますが、話をそらそうとするKくん。「わかった?」と聞いても「わからなかった」と言い、そのうちに逃げるように他の部屋に行ってしまいました。
食べ物で遊んでほしくないというお母さんの思いがなかなか伝わりません。

チーズをこねて形にしていたKくん。代わりに粘土を準備してあげよう!

実はKくん粘土遊びが大好き。「そういえば『粘土買って』といつも言ってたわ」と気がつきました。下の子が生まれたこともあり、忙しくて後回しになっていたのです。
3歳は「やりたい」という気持ちが強く出るときです。ずっとやりたかった粘土遊び、満たされない思いがチーズで遊ぶという行為になったのです。
食べる時間に食べ物で遊ぶことはいいことではありません。遊ぶ時間との区別もつけたいものですが、気持ちが満たされないままだとダメな理由も伝わりにくいでしょう。

子どもの「やりたい」を満たしてあげながら、お母さんの思いも伝えよう

チーズで遊び始めてしまった時は「机でやろうね。できたらお皿にのせて、全部食べようね」と伝えます。気持ちが満たされた状態なら、食べ物を粗末にしないことも伝わりやすいでしょう。
そして次は食べ物で遊ばず粘土でやることを約束し、近いうちに実行しましょう。いたずらに見える活動こそ学ぶことも多いもの。
食べるよりも遊びたい時は、その遊びができる別の環境を準備しましょう。その上で食べる時のマナーは習慣化したいものです。

今日の1日1成長

「ダメ」と言いたいときこそ、子どもの“やりたい”思いを先に満たそう
子どもの学ぶ力も1成長、お母さんの計画力も1成長。
さわどあさみ(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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