FacebookInstagramYouTube
子どもの心に届く言葉を選ぼう。それは次の行動を導く言葉

Baby&Kids

子どもの心に届く言葉を選ぼう。それは次の行動を導く言葉

vol.1288【1日1成長お母さん】子どもへの言葉は意識して発しよう。シンプルなほど伝わりやすい

言葉がけは子どもを導くもの。子どもの次の行動を上手に引き出す言葉を選ぶ

子どもに言葉をかけるとき、お母さんも知らずに子どもの心に負担をかけてしまうことがあるものです。「~しなさい」とつい命令口調になったり「言ったでしょ…」と過去を持ち出したり「手は洗ったの」「歯磨きしたの」と追及したり。素直に聞ける子ほど言葉通り動けるので、お母さんも違和感なくそんな言葉がけを続けてしまいます。お母さんとしてはもっと良くしようという思いでも、子どもにとっては逆に負担になっていることもあるでしょう。

いつもちゃんと聞けるおりこうタイプだからこそ、お母さんの小言も増える

4歳のしっかり者のMちゃん。飲み物をコップに注ごうとすると、失敗して床にこぼしてしまいました。「なんでこぼしたの」「だから言ったでしょ」「早く拭かなきゃ」とつい小言が増えるお母さん。「コップから離して注がなきゃコップが倒れるでしょ」「重たい時は難しいから言ってって言ったのに」次々とあふれ出す言葉にMちゃんもどうしていいか分からず泣きそうです。いい子だからこそ、お母さんも高い次元で要求しがちになります。

小言は並べずにシンプルに一つ伝えよう。子どもにしっかりと記憶されます

聞き分けの良い、いい子ほどお母さんの言葉を真摯に受け止めます。それゆえお母さんも、どうしたらいいかをたくさん伝えようとするでしょう。「だから言ったでしょ」の否定や突き放しは、がんばり屋でしっかり者のお母さんに多いでしょう。小言を言いたくなったら「こぼしたら拭こうね」と、小言は並べず一言で。そして「どうして、こぼれたのかな?」と考えさせて次につなげます。「コップが倒れないようコップから少し離して注ごうね。」と目指す行動を明確にしましょう。

SHAREFacebook
POST
LINELINE