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幼稚園と保育園の違いは?費用・メリット・教育など制度に差はある?

出典:photoAC

Baby&Kids

幼稚園と保育園の違いは?費用・メリット・教育など制度に差はある?

子どもが2~3歳になるころ、「幼稚園・保育園をどうしよう?」と考え始める人も多いはず。では、幼稚園と保育園は何が違うのでしょうか?今回は、ファイナンシャルプランナーの資格を持つライターうみが、それぞれのメリット・デメリットや費用、園児の学力など、さまざまな面で比較しちゃいます。

幼稚園と保育園どっちが良いのかな~と迷うあなたに知っておいてほしいポイントをまとめました。

幼稚園とは文部科学省管轄の教育施設!

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幼稚園は3歳になった春から小学校入学までの幼児を対象とした教育施設のこと。学校教育法に基づき文部科学省が管轄していて、幼稚園の先生は幼稚園教諭免許を持っています。保育時間は、午前9時頃から午後2時頃までのところが多く、延長保育や給食の有無は園によってまちまち。
入園の前に簡単な面接がある園もあります。社会性や自立心、運動能力など、子どもの心と体の両方の発達を促すことを目的としている施設です。

・幼稚園を選ぶメリットとデメリットって?

【幼稚園のメリット】
・英語や体操、リトミックなど、子どもの教育面が充実しているところが多い
・バスでの送迎がある園もあり、家の近くまで来てくれるため送り迎えが楽
・保育時間が短いので、幼稚園が終わったあとに親子や友だちとの時間を楽しむことができる
・延長保育を利用すれば働くことも可能
・子どもに合う幼稚園を選ぶことができる

【幼稚園のデメリット】
・園指定の制服やバッグをそろえなければならないため費用がかさむ
・夏休みや冬休みは子どもを預かってもらえない日があるため、働くママは困ることも
・お弁当作りで朝が忙しい
・参観日や役員の仕事、イベントでのお手伝いなど、幼稚園に出向くことが多い
「幼稚園は勉強をしっかり見てくれる」というイメージがある人もいるかもしれませんが、お勉強をしっかりする幼稚園、のびのび自由に遊ばせてくれる幼稚園、運動をたくさん取り入れた幼稚園など、さまざまな幼稚園があります。

子どもに合った園を選ぶことができるところは最大のメリットといえるでしょう。また、デメリットで挙げた「・参観日や役員の仕事、イベントでのお手伝いなど、幼稚園に出向くことが多い」は、幼稚園に深く関わりたい・積極的にママ同士で交流したいというママにはうれしいポイントになるかもしれませんね。

お弁当やバス送迎、指定の制服、延長保育などは幼稚園ごとで大きく異なるため、上のメリット・デメリットは必ずしも当てはまるわけではないので注意してください。

保育園とは厚生労働省管轄の児童福祉施設

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保育園は、0歳から小学校入学までの乳児や幼児を対象とした児童福祉施設のこと。児童福祉法に基づき厚生労働省が管轄していて、保育園の先生は国家資格である保育士資格を有しています。
保育時間は午前7時半から午後6時頃までと長く、お昼は給食が用意されているところがほとんど。仕事などで保育に欠ける乳児や幼児を親の委託を受けて養護・教育する施設です。

・保育園を選ぶメリット・デメリットって?

【保育園のメリット】
・給食があるため朝の準備が楽
・制服などがなく、初期費用が抑えられる
・周りも働くお母さんばかりなので、ママ友つき合いがさっぱりしている
・預かってくれる時間が長いので、しっかり仕事に打ち込める

【保育園のデメリット】
・自分が入りたい保育園に入れるとは限らない
・遊びが中心で、英語や硬筆といった教育的カリキュラムが少ない
・バス送迎がないため、家から遠くの保育園に通う場合は送迎が大変

保育時間の長さや給食など、働くママには魅力的な条件がそろっている保育園 。幼稚園と同様に、保育園にも勉強系やのびのび系などいろんなカラーがあります。工作や英語、体操の時間がある保育園もたくさんあるので、保育園に聞いてみてくださいね。上で挙げたメリット・デメリットはすべてに当てはまるわけではないので、気をつけましょう。

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