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お母さんの言葉が性格を作る。ポジティブな言葉で話そう
vol.1364【1日1成長お母さん】「まだ無理よ」ではなく「できるよ」「大丈夫よ」で応援しよう
語りかける言葉の数が知能の発達を助け、言葉の内容が情緒の安定を助ける
小さいうちに語りかける言葉の数が子どもの知能を左右する、という話を聞いたことがあるでしょうか。おしゃべりな親とそうでない親では、家庭での一日の会話で発せられる単語の数はなんと1,500語以上もの差があるというデータもあるくらいです。
子どもが赤ちゃんのうちから意識して語りかけるお母さんもいるかも知れませんね。実は話しかける単語の数は子どもの知能に影響を与える一方で、その内容は子どもの情緒形成に大きな影響を与えるのです。
母親の言葉は絶大な威力を持つ。子どもにかける言葉には気をつけよう
4歳のKくんのお母さんは心配性で、活発なKくんが難しいことにトライしようとする度に「まだ小さいから無理よ」「お母さんがするわね」と止めてきました。すると最近Kくんが「面倒くさい」「どうせダメでしょ」と言うようになり、実際にやる気もないとのこと。
「できるだけポジティブな言葉がけをしてみてください」とお願いてしばらくたった頃Kくんの様子が目に見えて変わってきました。なんでも積極的に「僕やってみる!」と挑戦するようになったのです。
心配からの「まだ無理よ」が子どもの自信をくじく。チャレンジは止めないで
ポジティブな言葉をかけられると、子どもの情緒は安定します。心配性のお母さんは失敗を防ぐため、子どものチャレンジを止めてしまいがち。
優しさのつもりで「まだ無理よ」「難しいからお母さんがするわ」と言っても子どもには「あなたには無理よ」と聞こえてしまいます。そしてどんどん自信をなくしてしまうのです。
気がつけば何事も始める前から無理だと思い込み、チャレンジすらしなくなってしまいます。子どものチャレンジ精神の芽を摘みたくはないものですね。
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