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4歳からは「いいよ、ご飯を食べてからね」でお菓子を我慢できる
vol.1368【1日1成長お母さん】子どものお願いは「いいよ」と一旦受け入れ、我慢の心を育てよう
「今はだめでも、後ならいいよ」と言っているのに子どもが怒る理由とは
子どもが「〇〇してもいい?」とよく聞いてきた時に“今は困るな”と思うと、お母さんは「今はだめよ、後でね」と答えます。そうなると「いやだ!今したい」「今はだめ」と親子で意地の張り合いになってしまいます。
子どもは自分の主張を「だめ」と拒否されたことに対して怒っていて、本当なら聞ける内容も“主張したことを受け入れてもらうため”に意地を張っているのです。
子どもが言われた時間まで待てるようにするには、伝え方があります。
最初に「だめよ」と言われたら、その先の話を受け入れるのが難しくなる
子どもは“だめ”という言葉によって全てを拒否されたと思い、頑なになってしまいます。
そこで、最初の一言を思い切って「いいよ」と変えてみるのです。
そして、いつまで待つのか、少し待てる程度の具体的な時間や日にちをはっきりと伝えましょう。例えば「いいよ、3時になったらね」「いいよ、ご飯の後でね」のように答えるのです。
最初に自分の主張を受け入れてもらえると、お母さんの主張を受け入れやすくなります。
4歳は我慢する心を育むのに最適な時期。何度も繰り返して身についていく
Mちゃんはお菓子が大好きな4歳の女の子です。ご飯の前のお腹が空いた時間には「ママ、お菓子食べてもいい?」と何度もたずねます。そんなとき、お母さんは「だめよ、もうすぐご飯でしょう」と答えるのですが、なかなか待つことができません。
そこで、お母さんは「いいよ、ご飯をしっかり食べた後でね」と答え、約束通りご飯の後にお菓子を出しました。
これを繰り返すうちにMちゃんは徐々にご飯を食べ終わるまで待つことができるようになりました。
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