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子どもの気持ちを受けとめることで、親子で歩み寄り納得できる

Baby&Kids

子どもの気持ちを受けとめることで、親子で歩み寄り納得できる

vol.1375【1日1成長お母さん】子どもは気持ちを受け止めてもらうと次の行動に繋がりやすくなる

「急いで」「早くして」と言うよりも、まずは子どもの思いに耳を傾けよう

子どもが遊びに夢中になっているとき、なかなか次の行動を起こしてくれずにイライラした経験はありませんか?子どもは自分の思い通りにはならないとはわかっていても、お母さんはやきもきしますよね。
そんなときには「急いで」「早くして」と言いたくもなります。でも急いでほしいときこそ子どもの心に寄り添ってみましょう。
子どもの思いを受け止めることで子どもとお母さん二人が納得できる解決案を目指せるでしょう。

公園の砂遊びに夢中で帰らない我が子と夕飯の準備をしたいお母さんの悩み

3歳のKちゃんとお母さんは公園に来ていました。夕飯準備をそろそろしたいお母さんは「もう帰るよ」「お片付けして」と何度もKちゃんに伝えます。
しかしKちゃんの耳には届いていない様子で砂場でのお山作りに夢中です。待ち時間も長くなりイライラし始めたお母さんは「もう急いで」とつい大きな声を出しますがKちゃんは「まだやるもん」と動きません。
できることなら気のすむまで遊ばせてあげたいところですが、夕食の準備が気になります。

解決方法は子どもの次の行動への意志を、お母さんが上手に導いてあげること

「まだやるもん」と言うときには、「まだやりたいんだね」と言葉をそのまま繰り返しましょう。その後に「どうしたい?」と質問します。
同じ言葉で繰り返し、尋ねることでお母さんが気持ちを理解してくれていると感じられるでしょう。子どもの返事が「もっとやる」と抽象的な時や自分から意見を出すことが難しい時はいくつかの選択肢から選ばせましょう。
「トンネルができたら」「お山を崩したら」など子どもとの対話で決めます。自分で納得したことは自ら行動に移しやすいでしょう。

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