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子どもの興味の芽はどこにでもある!大人が受け止めることが大事

Baby&Kids

子どもの興味の芽はどこにでもある!大人が受け止めることが大事

vol.1391【1日1成長お母さん】子どものやる気スイッチは、興味の幅を広げることで加速する

子どもにとって発見の全てがきらきら輝く宝物。大人はそれを見逃しがちかも

大人にとって当たり前のことでも、子どもにとっては目新しく初めて経験することが日常生活にはたくさんあふれています。
子どもが目をきらきらさせるほどの発見を大人に訴えても「そんなの当たり前じゃない」で返されてしまったら…夢も希望もありません。子どもの「見てみて」「お母さんにも教えてあげよう」という気持ちを踏みにじっている恐れがあります。
もし、子どもが小さな小石を持ってきたとき…あなたならどう話しかけますか?
 

お母さんにとってはただの石。しかし子どもにとっては大切なお友だち

ある日、3歳のAちゃんは石をお客さんに見立てて家の庭でおままごと遊びをしていました。話しかけたり、泥団子を作ってごちそうしたり楽しそうに遊びました。
片付けの時間になり「お客さんと一緒に家へ帰りたい」とお母さんを困らせました。Aちゃんの両手におさまらない大きな石。Aちゃんの熱意に押され、自分で運ぶことを条件にお母さんは石を持ち帰ることを了承しました。
Aちゃんは大切なお客さんを家の中まで休み休み運び、家族みんなに自慢して大満足の様子でした。
 

大人には価値なく感じる物も、子どもには心の成長に必要な価値ある物

Aちゃんの「持って帰りたい」という主張をお母さんは否定することなく受け止めました。それによりAちゃんは自分自身で責任もって運び、そして家族に「自分で持って帰ってきた」とうれしそうに話しました。
石はその後も大切にされ遊びの様々な場面で登場し、家になったりお絵かきの紙を抑える重りになったり大活躍でした。5歳頃には、石の形から「鳥に見える」と言ってきれいな色が塗られました。
たった1つの石は、Aちゃんに多くの経験をもたらしてくれたのです。

 

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