
出典:photoAC
Baby&Kids
赤ちゃんの寝返りの練習方法ってあるの?時期や仕組みなどイロハをチェック
「寝返り」について学び、いっしょに不安を解消させましょう!
■寝返りをする時期と仕組みについて
赤ちゃんが寝返りを始める時期とその仕組みについて解説します。
・寝返りって一般的にはいつ頃するの?

赤ちゃんの寝返りは、一般的に生後5カ月から6カ月でできるようになると言われています。これは、この時期に約8割の赤ちゃんが寝返りをするためです。つまり、他の2割の赤ちゃんはもっと早い時期やもう少し遅い時期にできるようになるということです。中には生後1カ月という早い時期に寝返りをする赤ちゃんや、この寝返りという過程を飛ばしてしまう赤ちゃんもいるようですよ。
・寝返りの仕組み

運動機能をみるためのひとつの目安として、健診項目や母子手帳のチェック項目にもある寝返り。
寝返りは、片方の足がもう片方の上に重なることで腰の重心が一方向に傾き、ねじれの反動により上半身が回転して起こります。つまり、寝返りができたということは、腰を動かせるようになったということ。背中や腰の機能が発達した証といえるのです。
・寝返りができない…遅いのは心配すべき?

目安の6カ月を過ぎてもまだ寝返りができないからといって焦るべきかというと、決してそうではありません。前述したように、赤ちゃんに個人差はつきものなのです。
何かのきっかけで寝返りをできるようになることもあるようですので、赤ちゃんが寝返りに興味を持つときまで、気長に見守ってあげてくださいね。
・寝返りをしにくい環境もある!

布団が柔らかすぎる、寝返りする十分なスペースがない、厚着で動きづらい、単に寝返りに興味がない…など、腰の機能が未熟だという以外にも、赤ちゃんが寝返りをしない理由はあるようです。
まずは周りの環境を整えてあげて、寝返りしやすい条件を作ってあげるのも大切ですね。
■気をつけて!寝返りする時期に注意したいこと3つ
寝返りはある日突然するもの。言うまでもなく、赤ちゃんは自分で危険を察知することができないので、まずは安全な環境を作ってあげることが大切です。
ここからは寝返りしそうな時期に特に注意したいことを3つお伝えします。
・寝かせる場所に気をつけよう!

ソファーの上やクッションなど、赤ちゃんが高いところや段差のあるところから寝返りをしてしまうと大変!赤ちゃんが落ちたりして危険が及ぶ可能性があります。この時期はソファーなどで寝かせるのは控え、ベッドであれば柵を一番上まであげるようにするなどの対策をとりましょう。
・周囲に危険なものはないか確認しよう!

赤ちゃんの手の届くところに、ハサミやペンなど尖ったものや、タバコや乾電池など口にいれると危険な日用品を置いていると、寝返りで赤ちゃんが移動して思わず手に取ってしまう危険が。
また、寝返りで赤ちゃんの手が周囲にある棚にあたり、飾ってある置物が落ちてくる…ということも起こりえます。
この時期、赤ちゃんの生活圏内には特に気をつけて、危険がないように心がけましょう。
・うつ伏せによる窒息に気をつけよう!
寝返りの時期にかかわらず、乳児期に特に注意したいもののひとつに、うつ伏せ症候群があります。平成27年度厚生省調べ「乳児の不慮の事故の死因別割合」によると、不慮の事故でなくなった乳児のうちの約85%が窒息によるものだそうです。
何かの拍子に突然寝返りができてしまったときに赤ちゃんが自力で頭を持ち上げられず、うつ伏せの状態が続いてしまうと、窒息の危険があります。このような危険を防ぐためにも、やわらかい枕やタオルの使用は控え、万一うつ伏せになっても呼吸が保たれる硬めの寝具と軽めのお布団が必用です。不慮の事故を防ぐためにもしっかりとした対策をとるように心がけたいですね。
Recommend
[ おすすめ記事 ]

Baby&Kids
赤ちゃんの沐浴のタイミングはいつ?手順や頻度、準備するものを解説 chama

Baby&Kids
愛情たっぷりのおもちゃにニコニコ♪癒しのベビースマイル♡ mamagirlWEB編集部

Baby&Kids
「今すぐチェックして!」韓国発・人気ベビー用品ブランド【Konny】2025冬の人気アイテムランキング! 菱山恵巳子

Baby&Kids
「夏休みはトーマスに会いに行こう!」池袋サンシャインシティでファミリー向け大型イベント開催! mamagirlWEB編集部

Baby&Kids
絶対面白い【自主学習ネタ】!先生に褒められる小学生におすすめのテーマを科目別に紹介 akari

Baby&Kids
「トイレを意識しすぎないことがポイント!」我が家のトイトレ記録〜5歳長男と3歳次男の場合〜 しずく













