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しつけは厳しくする必要はなく子どもの困った行動を改善すること
しつけの目的は怒ることではなくて、子どもの行動が適切になればOK
電車の中は走らない、図書館は大きな声で話さないなど育児の中で子どもに伝えなければいけない世の中のルールや生活のマナーはたくさんあります。それは全て子どもが自立して生きていくために必要なこと。
静かにしてほしい場面で子どもが静かにできないと、1回目の注意は優しい口調、2回3回となると怒っている口調になっていることも多いですよね。
子どものしつけは親の役目ですが、誰も怒りたいわけではありません。しつけの目的は子どもの行動を正すことなのです。
子どもの心に響いた声かけが成功、成功した言葉は使い続けよう!
子どもの性格も十人十色。兄弟でも性格が違うように、言葉を受け取る感じ方も子どもによって違います。その子にとって響く言葉の声かけが成功です。
そして成功した言葉は使い続けると良いでしょう。逆に何度言っても子どもの行動が直らなければ、その言葉はその子には効き目がない証拠。
親も言葉の工夫が必要ですね。子どもの好きなキャラクターの声真似をしたり、言い方をアナウンス風に変えたりとアイディア勝負。
我が子に伝わる方法を探しましょう。
ストレートに言う言葉より、陽気な雰囲気の方が子どもは受け入れやすい
Iさんは5歳のMくんが食事の時に立ち歩くことに悩んでいました。「座って食べようね」と声をかけた時は一瞬椅子に戻りますが、しばらくするとまた立ってしまい食べ終わるまで座っていることができません。
そこである日、ごっこ遊び風に話してみたところMくんは座っていられたのです。「Mくん、椅子さんがMくんのお尻がなくて寒いよーって言ってるよ」とIさんが言うとMくんは椅子に戻り、「これで寒くない?」と言いながら嬉しそうに座ってくれました。
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