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子どもが泣き止む方法。「泣いちゃダメ」より「悲しいのね」
vol.1430【1日1成長お母さん】まずは子どもの気持ちを受け止め、コントロールする方法を探そう
子どもは感情表現が豊か。なかなか泣き止まないときはつい焦ってしまう
子どもは大人よりも喜怒哀楽の表現が激しいですよね。
おいしい物を食べたときの嬉しそうな顔や公園でお友だちと楽しそうに遊んでいるときなど“喜”と“楽”を表現している姿を見ると、お母さんも嬉しくなるものです。
その一方で子どもが“怒”と“哀”の感情をむき出しにしているのを見ると“早く止めなきゃ”と思うこともありますよね。なかなか泣き止まないときは「もう泣かないでよ!」なんて言いたくなることもあるでしょう。
感情は自然に出るものなので止められない。でもコントロールはできる
誰でもトイレに行きたくなるのと同じで、感情は生きていれば自然に湧き出るものです。
そのため無理に止めようとしてもできません。泣いている子に「泣いちゃダメ」なんて言うのは、トイレに行きたい子に「行っちゃダメ」と言っているようなものです。
感情は止めることはできませんが、対処次第でコントロールできるようにはなります。
そのために最初に必要なのは、お母さんが子どもの感情を受け入れてあげることです。
子どもは自分の感情が分かっていない。言葉に出して自覚させてあげよう
子どもは心に何かモヤモヤしたものを感じていてもそれが何なのかがよく分からないことがあります。
子どもが怒ったり泣いたりしている時は、まずお母さんが子どもの感情を言葉にしてあげてください。「怒っているんだね」「悲しいんだね」といった具合です。そうすると子どもは「自分は怒っているんだ」と自覚できます。
子どもが「イヤだ~」と言いながら泣いている時は「イヤなのね」と言葉をそのまま繰り返してあげてください。
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