Baby&Kids

3歳児は、気持ちを受け入れてもらうことで安心して自立していく

vol.1449【1日1成長お母さん】お母さんに理解してもらった体験で感情が整理できるようになる

3歳を過ぎたら自立を育むとき、お母さんに頼らず解決する力もつけよう

兄弟げんかで「お兄ちゃんがたたいた」と聞けば、お兄ちゃんのところに行き「なんでたたいたの!」と状況も聞かずに言ってしまったことがありませんか?
この頃のけんかは些細なことも多いもの。親に助けを求めに来たときは、子どもの言葉を繰り返しましょう。
感情を言葉にして共感することで自ら解決できるように導きます。聞いてもらうことで満足することを繰り返すと、お母さんに駆け寄って状況を伝える時間や回数が減るなど、子どもに変化が見られるでしょう。

けんかの度に言いつけにくる習慣を、自分で解決できる習慣に変える

3歳のKくんと4歳のYくん、二人の兄弟げんかにはお母さんも苦労しています。本当に問題が深い場合は仲裁に入ろうと思うものの、ほとんどの場合が些細なできごと。
けんかのたびに「お兄ちゃんが先にやった」とお母さんのところに弟のKくんが言いつけにくるのです。それはいつもお母さんがKくんを助けていたから。
しかし子どもにとってもお母さんにとっても、子どもが自ら解決することがこれからの成長に必要です。

お母さんの所に駆け寄るのは、自分の気持ちを理解し共感してほしいから

まず「お兄ちゃんが先にやった」と言ってきたら「お兄ちゃんが先にやったんだね」と同じ言葉を繰り返しましょう。「ぼくが先にやるって言ったのに」には「そう、Kくんが先にやりたかったのね」と共感します。
お母さんの承認と共感で、子どもが“自分の痛みを分かってもらえた”と思えることが大切です。自分の痛みをわかってもらうと、今までの怒りがすっと収まり自然と遊びに戻りやすいでしょう。
それを繰り返すことで常にお母さんに助けを求めるという状況を脱する第一歩になります。
 

お母さんに頼らない正しい問題解決の方法を身につけ、子どもの自立を促そう

聞いてもらうと怒りが収まるということを繰り返すうちに、それがお母さんでなく別の人でも効果があると気づくときがあります。
そんな過程を通過しながら、ただ言葉で表現したり他の遊びを探したりと違う方法でも怒りが収まることを体験するでしょう。
それらの体験が4歳頃から発達する我慢する力や感情をコントロールする力を身につけることに繋がっていきます。子ども自ら解決する力は、今後の学校や社会での人間関係でも大いに役立っていくことでしょう。

今日の1日1成長

兄弟げんかの言いつけは子どもの言葉を繰り返し受け止めよう。自立へ導ける
子どもの自立する力も1成長、お母さんのサポート力も1成長
さわどあさみ(文)かわさきちか(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/




 

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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