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「急ぎなさい」より効果抜群!自分で行動できる子になる方法
ルーティン化している朝のセリフ「時間ないよ、急いで」にもうウンザリ
「もう○時よ」「時間ないよ、急いで」と声をかけても、焦らずのんびりしている子どもを見てイライラすると悩んでいるお母さんは多くいるでしょう。
お母さんの毎日は時間との戦いです。家事や育児、仕事を分単位でこなしているという方もいるでしょう。その一方で子どもは、まるで時間という概念が存在しないかのようにゆっくり過ごしていることも。
子どもが時間とうまく付き合いながら行動ができるようになるには、ちょっとしたコツがあるのです。
計画的に行動するには時計の見方が分かるだけでなく予測する力も必要となる
M君のお母さんは、毎日楽しく育児をしていたそうです。しかしM君が幼稚園に通いだすと、毎朝イライラするように。
お母さんはM君が自分で計画して行動できるように時計の見方を教えてあげ、M君はそれをマスターしたのですが「8時にお家を出るよ」「あと3分しかないよ、急いで!」と言ってものんびり過ごし、全く急ぐ様子がありません。
実は子どもは時計の見方が分かれば計画的に行動できるようになるわけではなく、予測する力も必要なのです。
大人と同じ計画力はまだない。先を考えられるようになるのは4歳頃から
大人は予測を立てて計画し行動することができます。9時に出社するためには、8時に家を出る必要がある。そのためには6時に起きて洗濯機かけて…という具合です。
大人からすると当たり前のことですが、これは今より先を考える力である“予測脳”が備わっているからできるのです。
この予測脳が発達し始めるのは4歳頃からです。しかし4歳になったら急に大人と同じようなことができるわけではありません。
予測脳を鍛える手助けをしてあげると、徐々に計画的に行動できるようになるのです。
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