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Lifestyle
アボカドの種は捨てないで!観葉植物として育てましょ♡
■植える前に!発芽しやすいのはどんな種?
実が熟しているものを選ぶと種に栄養が十分蓄えられているので発芽しやすいです。しかし、傷まないように冷蔵庫などの低い温度で保存されるとアボカドの実と種どちらも休眠状態になってしまい植物の成長を止めてしまうことに繋がるため、発芽しにくくなります。
もし、栽培も考えているのであれば熟しているものを買い、冷蔵庫での長期保存はやめた方が良さそうです。
アボカドの種が発芽しやすいのか確認する方法があります。それは、水に入れたとき、アボカドが沈んでいるかどうか。アボカドの種は栄養が詰まっていると重く、栄養が無くなるとスカスカの状態になり軽いことから、水に入れた際に沈むものは発芽しやすいと言えるでしょう。
アボカドの種は乾燥にとても弱いため、食べた日に植えるのも発芽しやすくなるポイントですよ!濡らしたキッチンペーパーで包んでおくのもおすすめです。
■アボカドの種を育てるなら前処理が重要
植える前に重要になるのが、前処理です!アボカドの実には、種の成長を抑制する成分が含まれているため、前処理を行わないと発芽しにくかったり、残っていた実が腐ってしまったりして栽培に影響が出てきてしまいます。
布などでアボカドの油が残らないようにふきとりましょう。ふきとってもまだぬめりが残る場合には、中性洗剤を薄めたものをつけたスポンジなどでこすって落とします。その後、洗剤が残らないようしっかりとすすげば前処理の完了です。
■水で種からアボカドを育てる方法をご紹介
それでは、水でアボカドを育てる方法を見ていきましょう!
・水で栽培するために準備するものってなに?
ガラスコップや花瓶など中身が確認できる透明な容器を準備しましょう。根が伸ばせるぐらいの深さがありアボカドの種よりも容器の口部分が1~2回り大き目なものを選びます。また、種がすべて水に入らないようにするため爪楊枝を3~4本ぐらいを準備しましょう。この2つがあれば水中でアボカドを育てることができますよ。
・水にアボカドの種を植えるときの方法とは
きれいになったアボカドの種の上下を確認し、爪楊枝を3~4本中心に向かって斜め下に挿します。このとき、種の1/2~1/3が水中に入る場所を意識して挿しましょう。中心部には胚があるためあまり深くまで刺さなくて大丈夫です。その後、水を溜めた容器の中に下側が水につくよう爪楊枝をひっかけて置きます。
・アボカドの種を水で育てる方法はどうするの?
アボカドは種の状態や気温などで発芽にばらつきが出る植物です。20度以上が栽培に適した気温と言われており、それでも水栽培だと発芽まで1カ月程度と思っていてください。その間も水をこまめに取り換えることで腐りや菌の繁殖防止に繋がりますよ。
アボカドの種は乾燥に弱いため、発芽するまでは直射日光が当たらない明るい場所で育てます。発芽後は、日に当てたほうがよいので日当たりの良い場所に移動してあげると良いでしょう。いきなり直射日光に当たる場所に移動すると葉が日やけしてしまうため徐々に慣らしていくことがおすすめですよ。
アボカドは、最大10mまで育つため水中栽培をしている間にもどんどん大きくなってしまいます。容器が倒れてしまう心配があるので、大きくなってきたら植木鉢などに植え替えましょう。