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集中している子は大きな声で呼ぶよりも肩をトントンしてみよう

Baby&Kids

集中している子は大きな声で呼ぶよりも肩をトントンしてみよう

vol.1486【1日1成長お母さん】集中していて呼んでも気が付かないときには触れることが最適

子どもが何度呼んでも気が付かないときは声を荒げるよりも他の方法を探そう

あなたが子どもに遠くから声をかけたとき、子どもはどんな反応をしますか?
例えば集中している子どもに「宿題は終わっているの?」「もう少しテレビから離れてくれる?」と声をかけた時の反応はどうでしょう。もし、数回声をかけても無反応だったときに声を大きくして最終的に怒鳴ってしまうなら、一度他の方法を試してみてください。
例えば肩などをトントンとたたいて呼びかけることがおすすめです。

子どもの意識をこちらに向ける効果的な方法は大きな声より体に触れること

他に向いている子どもの意識をこちらに向けるのに、体に触れる方法があります。これを“タッチング”と言います。
集中していると、視覚や聴覚から他の情報が入りにくくなります。そこで体に触れ、身体感覚へ訴えるのです。
タッチングは、話を聞いてもらうときや安心させるとき、意識をこちらに向けてもらうときなど、様々なときに使える方法です。
声を荒げても気づかなかったり、生返事だけを繰り返したりするときは、大声を出すよりも近くまで行って肩をトントンとたたいてみましょう。

集中力が高い子や好きなことをしている子にこちらを向いてもらうには最適

Tくんは一人遊びが好きな男の子です。ブロックやお絵かきをするときはとても集中していて、お母さんが声をかけても全く気が付きません。
お母さんは「Tくん、Tくん!」とだんだん大きな声になり、最後は「聞こえてるの?返事をしなさい!」と怒鳴ってしまいます。怒ったお母さんが近寄って「ちょっと!」と肩を叩くと、Tくんは驚いて顔を上げました。
集中しているときは肩をたたくのが一番と気が付いたお母さんは、それから呼んでも気が付かないときは、近寄って肩をたたくことにしました。

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