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全身むくみを取る方法が知りたい!【体の部位別】解消法を詳しく解説します
朝起きたら顔がパンパンに腫れていたり、夕方になると足がゾウみたいに太くなってしまうことはありませんか?それはむくみが原因かもしれません。冬はむくみの原因が増える時期で、体調が悪いときや、天候によっても変わってくるんだとか。せっかく美容やボディメイクをして頑張っていても、台無しになってしまいますよね。
そこで今回はむくみを取る方法について紹介します。むくみを解消して、健康的なスッキリボディを手に入れましょう!
■むくみの原因は体内の水分バランスの乱れ
むくみは、体内の水分バランスが乱れて、細胞と細胞の間に水がたまった状態のようです。なぜそうなるのか、原因について紹介していきますね。
・血流の低下で水分がたまってしまう
血液と水はいっしょに全身を巡っています。ポンプの役割をしているふくらはぎの筋肉が、血液と水をいっしょに送っていますが、血流が低下すると水分もたまってむくんでしまいます。デスクワークをしていると夕方には足がパンパンになることはよくありますよね。座りっぱなしであまり動かないため、血流が低下し、重力の影響で、水分が下半身に。特に足はむくみやすくなります。・塩分の取り過ぎで水分をため込む体に
出典:@ yagigigi1234さん
体は、体内の塩分濃度を一定に保とうとするため、塩分をたくさん摂ると、水分を溜め込んで、体内の塩分濃度を薄めようとします。これが、むくみの原因に。ハムやウインナー、外食などが続くと、塩分の摂取量が増えてしまいますよ。
・アルコールは塩分摂取を増加させる!
出典:@ yagigigi1234さん
血中のアルコールが高濃度になると、血管が膨張して、血管から水分が漏れ出します。また、濃い味つけのものをいっしょに食べることが多く、塩分の摂りすぎに。アルコールの分解には水が必要で、利尿作用もあり、どうしても水分を多く摂りがちです。そのため、むくみを増長させてしまうんです。
・月経前は体に水分をため込みやすい!
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女性は、月経周期によるホルモンも関係しています。排卵後に分泌が増える女性ホルモンのプロゲステロンの影響で、月経前の時期には体に水分をため込み、むくみやすくなります。
■足のむくみを取る方法!足を心臓より高くする
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足を高くして寝ると、足から心臓へと血液が戻りやすく、むくみ解消に効果的。むくみ解消用の着圧ソックスやタイツもおすすめです。また、効果的なマッサージ方法もあります。足首から両手でふくらはぎを包み込みながら引き上げ、膝から太股、そして股へと流していきます。股周辺にはリンパ節があるため、優しく行っていきましょう。ふくらはぎは、少し痛めで気持ち良いくらいの強さでもOKです。
■手のむくみを取る方法!指をマッサージ
出典:@ yagigigi1234さん
手のむくみは、指のマッサージを行って解消しましょう。指の根元をつかんで、回しながら引き上げて、上まできたら同じように根元まで戻します。ひとつの指に対してこのマッサージを何度か繰り返し行い、全部の指をほぐしていきます。指先が温まりますよ。
■顔のむくみを取る方法!ホットタオルなどで血行促進
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朝顔がむくんでいるときは、冷水と温水で交互に洗顔すると良いでしょう。血管の収縮と拡張を繰り返すことで、むくみを解消します。また、ホットタオルを使った方法もあります。ホットタオルを顔に乗せて温めると血流が良くなってむくみ解消に効果的です。水で濡らして絞ったハンドタオルを、電子レンジで1分ほどチンすれば、簡単にホットタオルが作れますよ。
その他には、のびの良いクリームを顔全体と首、手につけてマッサージを行います。まずは、顔の中心から外へと、手のひらでやさしく顔をさすります。次に、耳から鎖骨へと首のサイドを通って流します。その後、鎖骨の上にあるくぼみを、ゆっくりと押しましょう。鎖骨や首の周りにはリンパ節がたくさんあるため、やさしく行ってくださいね。
■背中のむくみを取る方法!ポールを使ってみよう
出典:@ bm.p0512さん
背中のむくみにはポールやバスタオル、ヨガマットを丸めた棒状のものを使うといいですよ。
ポールを縦に置いて、背中を沿わせて仰向けに寝ます。ひざは立てて、腕を横に広げたら力を抜き、ゆっくりと呼吸しながら、体を左右に揺らしましょう。
次に、ポールを横にして背中を乗せ、ひざを立て、腕を上げて背中を伸ばします。上下左右に揺らしてリラックス!骨盤までをゆっくりとローリングしていき、気持ちのいいところを見つけてください。
ストレッチすることで血流が良くなり、むくみが取れやすくなりますよ。
■お腹のむくみを取る方法!手のひらの圧で円を描こう
お腹のマッサージをしてみましょう!まず、手のひらをおヘソの上において、手のひらで下腹部に向かって円を描きながら下ろし、またおヘソの上へと戻ってきます。これを気持ちいいくらいの力加減で複数回やってみてください。強すぎると皮膚や筋などを傷めてしまうため、注意してくださいね。
■腸のむくみを取る方法!腸の四隅を揉みほぐす
自律神経のバランスが乱れると腸の働きが悪化し、腸のリンパや血流が滞って、むくみや冷えの原因に。腸のむくみが気になるときは、腸の四隅を揉みほぐしてみてください。腸の機能改善をすることで、むくみ改善につながりますよ。
■むくみ解消に効果のある運動!ウォーキングをしよう
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膝をしっかりと上げてウォーキングしましょう。1日5000歩以上歩くとむくみにくい体になるようです。その他には、つま先立ちをしたり、相撲の四股を踏んだり、足でじゃんけんをするのもおすすめ。また、筋トレをしたりフィットネスクラブを利用したりするのもいいですね。定期的に運動をすることで、むくみにくい体づくりができますよ。
■むくみ解消に効果のある飲み物!カリウム豊富なハーブティー
出典:@ yagigigi1234さん
体内の不要な塩分の排出を促す作用のあるカリウムを摂ることも、むくみを解消するひとつの手です。ルイボスティーやハトムギ、ハイビスカスティーなどを飲んでみてください。また、食物ならカリウムが豊富なバナナやキノコ、トマトなどがいいですよ。
■むくみ解消に効果のあるサプリを紹介!
サプリは、余分な塩分を排出してくれるカリウム配合のものを探してみて。
また、漢方では、上半身のむくみ、喉や口が渇きやすい人には、五苓散(ごれいさん)、冷えや生理前にむくむ人は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を試してみるのも!
■むくみ対策をして理想のボディを目指そう!
むくむと足は重く、体はだるくなってしまいますよね。日頃から対策をしておけば、むくみ知らずの健康な美ボディを目指せます。どうしてむくむのか、原因別の解消法を実践してみてくださいね。むくみを予防して快適で楽しいビューティーライフを送りましょう!
えなり
