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お母さんの“質問する力”が子どもの“考える力”を育てる
小学校入学前に身に付けておきたい力、それは“自分で考える力”
年長さんの子どもを持つお母さんは、小学校入学を前に色んな準備を始められていることでしょう。文具など持ち物の準備も結構大変ですが、それ以外にもしておきたいことがあります。
小学校の生活は自由に遊べた幼稚園や保育園とは違い、がらりと変わります。毎日の授業では長い時間椅子に座っていることが多くなり、我慢することも増えるでしょう。
また、登下校は子ども達だけで危険を回避することも必要になります。そんなときに必要なのが“自分で考える力”です。
子どもに考えさせる言葉がけを増やそう。自然と危険を回避できるようになる
心配性のお母さんはついつい先回りしてしまい「今日は暑いからお茶を飲みなさい」「帰ったら手洗いうがいしないとだめよ」と指示を出してしまうことが多いでしょう。
しかしこれを言い続けると、言われたことはできても自分で考えて行動することができない子になる可能性が高くなるでしょう。先生も親もいない登下校は、危険が多く心配です。
“考える力”が身に付いていると“こんなときはどうすればいいか”と自分で考え、危険を自然と回避する力になるでしょう。
「どうしたらいいかな?」を繰り返せば、自分で考えて行動できるようになる
日常生活の中で子どもが「暑いよ~」と言ってきたら、「冷たいお茶飲む?」ではなく「暑いね~、どうしたらいいかな?」というように自分で考えさせましょう。どうしたらいいか分からないときは「窓開ける?」「お茶飲む?」「服脱ぐ?」といくつか提案をして選ばせましょう。
そのようなやり取りを繰り返せば、のちに「暑くて喉が渇くからお茶を持っていくね」と自分で考え行動できるようになるでしょう。
考える習慣がつくことで、どんなときも自分で考える力が育っていくのです。
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